【店側の勘違い】レジを改修しないとスマホ決済が導入できない!?

マイネオ 格安SIMPay

自分のところの社員が客先(洋品店)での何気ない会話を口にしていたのですが、その内容を聞いてみて少し驚きました。

「レジで在庫管理までやってるから他の決済は入れられない」

と言うもでした。全くそんな事はありませんが、もしかしてそんな風に勘違いしているお店もあるのではないだろうか? その勘違いへの答えを書いてみたいと思います。


1.スマホ決済(Pay系)の店側の利点・メリット

7月の7 Payのネガティブな情報を含め、話題には上るPay系。サービス会社のポイントばら撒き施策でも話題を集めています。
そんなスマホ決済(QRコード決済)ですが、ユーザー視点ではなく店側の視点でメリットをまとめてみます。
ただし、同じスマホ決済でも決済代行会社(1つの端末で幾つもの決済サービスが使えるマルチ決済業者)を通じるとメリットが薄れるので要注意です。

導入費用がかからない
クレジットカードのように専用の端末(CAT端末)を導入する必要がないので、初期費用が無料となるケースも多いです。スマホやタブレットを決済端末代わりに使うので、使える端末が無い場合は購入費が発生します。

月額費用がかからない
月々の使用料は無いことが多いです。

決済手数料が低め
決済に関わる手数料はクレジットカードで物販5%以下、飲食店6%以下が普通なのに対し、3.25%(税込)以下なので安めです。

決済サービス業者のポイントばら撒きで集客
昨年12月のPayPay100億キャンペーンなど各業者がポイント還元を競っています。この還元するポイントは店側の負担ではなく業者負担です。勝手に集客対策をしてくれています。

政府の消費増税対策の5%ポイントバックにも対応
お客様サービスを考えたら政府がキャッシュレス決済に5%還元を打ち出しているのですから導入しないのはお客さんへの不義理。クレジットカードより店側負担が安く付くスマホ決済は店にとって良い手段です。

宣伝効果
クレジットカードや電子マネーは利用できる店舗を事前に確認する手段が限られます。飲食店なら食べログなどで確認できますが、店頭のステッカーでしか確認できない事も多いです。
スマホ決済の場合は、ユーザー側のアプリで使えるお店の検索が出来るのが普通です。自店のホームページのリンクや店舗の紹介文を載せられる業者もあるので他の決済手段と違って自店の宣伝ができます。

 2.スマホ決済の店側のデメリット

大手チェーンのようにPOSレジに全て組み込んでしまう場合にはさほどデメリットはありませんが、中小店舗で個別に各種スマホ決済を取り揃えようとするとかなり煩雑になる事があります。

例えば、置き型のQRコードを使う場合。

PayPay、LINE Pay、R Pay、auPAYなどで店専用のQRコードをレジ横などに置いていることがあります。専用機器も必要なく、完全に無料でスマホ決済が導入できるパターンですが、既に挙げた4つの決済サービスを同時に使おうとすると4つの店用のQRコードを置いておく必要があります。スマートさに欠けるのが一番のデメリットです。
置き型QRでは利用者の金額入力間違えも多数起きているので、トラブル防止のためにも置き型QRではなくアプリの使用がお勧めです。

 3.本題の「店側の勘違いによる導入不可」について

今回の話では「レジで在庫管理をしている」というのがキーワードだと思います。
現金決済やカード決済の場合はレジで精算すると自動的に商品在庫の品数も変動すると言うことなのだと思います。
しかし、これをレジを通さないようなスマホ決済を使うと、在庫に反映されない!そんな風に思っていたのだと思います。
ここは普通にレジで現金お預かりのように、販売額同額を預かった事をレジに打ち込み、販売済みにすればレジ内で在庫処理が行われる事になります。
その上で、スマホ決済を行えばいいのです。
レジ上は販売処理を行い、実際にはスマホ決済を行う。
レジの改修など全く必要がありませんので、店舗運営者はもしレジの機能がネックで導入できないと思っていたならそこは改めてお考えください。
この辺は実はクレジットカードでも同様です。一旦レジを打って支払い済みにしつつ、CAT端末に売上額を入力してカード決済をする。クレジットカードのCAT端末は立ち上げ操作(F1キー押して、次にまたF1キー押して、みたいな)のようなものもあり、新人さんの店員では分かり難いようです。

スマホ決済のアプリは、アプリを立ち上げるとそのまま金額入力に進んだりするので、一発で覚えられるほど簡単だったりします。ここの実務の部分もスマホ決済が上回るかもしれません。
ちなみに、冒頭の写真には決済プリの金額入力画面が出てますが、電源入れるとこの状態になります。レジの操作が終わったら、アプリに領収額を入力して確認ボタンを押すだけでQRコード読み取りが開始されます。
あとはお客さんにスマホを提示してもらえればOKです。

タイトルとURLをコピーしました