マイネオのかけ放題サービスは長らく「10分かけ放題」と「無制限かけ放題」の二本立てでしたが、そこに「10分通話パック」が加わり盤石の体制となりました。
電話をそこそこ使う人にとっては、10分かけ放題か10分通話パックで悩むことになりそうです。
そこで、通話をどのような目的で使うかによって、どちらのオプションを選べばいいのかを考えていきたいと思います。
通話メインなら無制限かけ放題！
まず本題の前にお伝えしておきたいのは、通話をメインのコミュニケーション手段として用いている方は、10分かけ放題・10分通話パックではなく無制限かけ放題を強くおすすめするということです。
10分かけ放題も10分通話パックも定額分を超えた通話時間は従量課金となってしまい、超過分の通話料金には上限がありません。
1時間の通常の通話料が2,640円なので、頻繁に長時間の通話をすると簡単に万単位の請求が来てしまいます。
このため、繰り返しますがメインのコミュニケーション手段として通話を使う方は、必ず無制限かけ放題を選びましょう。
10分通話パックがお得な通話時間は結構長い
本題に入りましょう。
10分通話パックは毎月の通話時間が延べ10分まで定額なのに対し、10分かけ放題は1回あたりの通話が10分以内であれば延べ通話時間に関わらず定額となります。
そして、電話をお店・病院への予約やごく短い連絡など事務的な内容にとどめている場合、10分という時間は存外長いものです。
無駄話をせずに要件だけ伝えてすぐに切った場合、取次などで待ち時間が発生しない限りは2分程度で済んでしまうことが多いのではないでしょうか。
もちろんこれは人によりますので、万全を期すならば事前に普段行う通話で何秒かかっているのか測ってみるといいでしょう。
さらに注意してほしいのは、月間の延べ通話時間が10分を少しでも超えると10分かけ放題のほうがお得になるというわけではありません。
10分通話パックと10分かけ放題には440円の料金差があるため、この差が埋まるまでにはさらに多くの猶予があります。
以下のグラフをご覧ください。
これは通話時間ごとのオプション料金＋通話料金をグラフ化したものです。10分かけ放題は毎回10分以内で電話を切っているものとします。
10分かけ放題の440円のラインと交差する位置がかなり右寄りだと思いませんか？
10分通話パック（10分超過後：22円/30秒）は通話時間17分半でようやく440円に達します。
それまでは10分通話パックのほうがお得というわけですね。
また、10分通話パックでは10分の繰り越しが出来ます。毎月さほど通話しなかった人なら繰り越し10分があると合計27分半までお得に話せる計算になります。
こう見ると、多くの方にとって10分通話パックが最もお得な選択肢となるのではないでしょうか。
10分通話パックは話し過ぎに注意！
一方で改めての注意ですが、10分通話パックは特に話し過ぎに注意してください。
というのも、10分通話パックとmineoでんわオプションは排他的な関係にあり、同時に契約することができません。
mineoでんわ契約時に10分通話パックを途中から契約すると、mineoでんわは自動解約となります。
ということは、10分通話パックの10分定額分超過後は通話料が10円/30秒ではなく22円/30秒になるのです。
話しすぎるとあっという間に通話料が高額になってしまいますので、くれぐれも想定外の長電話にはお気をつけください。
なお、10分かけ放題の10分超過後の通話料は11円/30秒になっています。mineoでんわの10円/30秒に近い安価な設定ですが、とはいえこちらも極力10分/回を超過しないように使うべきでしょう。
10分かけ放題のほうがお得なケース
それでは、10分かけ放題を選ぶべきはどのような人でしょうか。
典型例としては2つのケースが考えられます。
1.電話を事務的な用途にのみ使っている
1つ目は、電話を事務的な用途にのみ使っているが、1回あたりの通話時間がそこそこ長め、かつ電話をかける頻度もそこそこ高いケースです。
会社への電話等だと取次などで待ち時間が発生し、スムーズに用件が済んだとしても5分以上かかったりすることも普通にあるでしょう。
当然ながら1回あたりの通話時間が長くなれば、10分通話パックの定額分をすぐに使い果たしてしまいます。
それでも電話する回数が1〜2回/月程度ならいいですが、毎週のように電話する必要があるならば、最初から10分かけ放題を選んだほうが安心です。
2.10分以内で通話を打ち切り実質的な完全かけ放題として使う
2つ目は、10分以内で通話を打ち切り実質的な完全かけ放題として使うケースです。
最初にコミュニケーション手段として電話を使う人には無制限かけ放題をおすすめしましたが、1回あたりの通話を10分以内で済ませられるのであれば、10分かけ放題でも問題ありません。
なので、コミュニケーション手段といっても短時間の通話を頻回繰り返すスタイルであるとか、意識的に10分で切り上げてかけ直すようなテクニックを使うなどであれば、10分かけ放題を高コスパかけ放題としてフル活用できるでしょう。
ですが、くれぐれも誤って長電話してしまわないように気をつけてください。
10分通話パックはかなりお得かも！
10分通話パックと10分かけ放題の使い分けについて紹介しました。
新たに追加された10分通話パックは説明だけ見ると頼りないように思えるかもしれませんが、オプション料金の差額まで考慮すると、実際はかなり使いでのあるオプションであることがわかります。
電話にしか対応していないサービス利用のために仕方なく電話を使っているという方は、ぜひ10分通話パックをご活用ください。
また、現在はカケホ割として10分かけ放題・無制限かけ放題が大幅割引されているため、割引期間中はかけ放題を利用するのもおすすめです。
エントリーコードを入手してお得に使おう
当サイトではマイネオの契約事務手数料3,300円が無料となるエントリーコードを配布しています。
マイピタとマイそく（スーパーライトは除く）のどちらでも利用可能です。
賢く節約してまいりましょう。
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