2月から様々な新サービスを発表し絶好調のマイネオですが、今回はさらに注目度の高そうな新サービスの発表を行いました。
夜間のみ高速通信し放題の、その名も夜間フリーです。（3月17日提供開始）
プレスリリースの情報を元に、さっそく内容の確認と考察をしてみましょう。
夜間フリーとは
夜間フリーとは、毎日22時半〜翌7時半までの間に限り、速度・容量無制限で高速通信を行えるオプションサービスです。
この「高速通信」とはパケット放題Plusやマイそくのように速度を区切ったものではないようで、プレスリリースで「速度の制限なく」と書いていますので、マイピタの高速通信のようにマイネオ回線のフルスピードが出るものと考えられます。
ちなみに夜間フリー適用時の高速通信には、直近3日間で10GB以上使用すると速度制限がかかるといった使用量制限はないと明記されています。
パケット放題Plusやマイそくには3日10GB制限があるため、「使い放題」の言葉の裏にそのような制限を疑ってしまいそうですが、こちらもマイピタの高速通信と同じ扱いと考えていいでしょう。
使用量制限がないことで、時間限定ながらテザリング回線・パソコン回線としてフル活用できるでしょう。
もっとも、サービス提供開始までまだ少し時間があるため、変更が加えられないとは限りません。
契約する際には最新の公式の情報を参照してください。
料金は？コスパはいい？
夜間フリーのオプション料金は990円/月となっています。
基本プランの料金に上乗せされるオプション料金として安くはありませんが、サービス内容を考えれば決して割高とは言えないでしょう。
夜間に限るとはいえ制限なしに使い放題できるのですから、家には夜しかいないという方ならばテザリング回線として活用でき、そのような固定回線代わりのサービスが990円/月なら破格です。
ただ、基本プランとの組み合わせなども悩ましく、実際に試してみないとまだ判断が難しいというのが正直なところです。
サービス開始の暁には一定期間割引などのキャンペーンが行われるかもしれませんから、期待して待ちましょう。
対象プランに注意！
ここで注意が必要なのは、夜間フリーはどの基本プランでも申し込めるわけではないということです。
夜間フリーと組み合わせられる基本プランは
・マイピタ（1GB・5GB・10GB・20GB）
・マイそく（スタンダード・プレミアム）
とアナウンスされています。注目は、マイそくのライト・スーパーライトが除外されている点です。
スーパーライトはマイそくの中でも「後からプラン変更で選択できない」「事務手数料等の割引が適用されない」など特有の制限が多いため不思議ではありませんでしたが、ライトも除外されているのは予想外でした。
当然ながらスーパーライトを除くマイネオ現行プランで最安のマイそくライトとの組み合わせが真っ先に思い浮かぶのですが、実現不可能ですのでお気をつけください。
どのプランと組み合わせる？
夜間フリーは時間限定の使い放題プランですので、わざわざマイピタの大容量プランやマイそくの高速なプレミアムなどと組み合わせるメリットは少なく、むしろ廉価プランと組み合わせることで真価を発揮するタイプです。
そして前述の通りマイそくライトとは組み合わせられないので、コスパ重視ならば次の2種類が考えられます。
①マイピタ1GB＋夜間フリー
日中もちょっとだけ高速通信を使い、夜間は家で高速回線でエンタメやゲームを楽しむような形です。
高解像度の動画や大容量ゲームを毎日楽しむような使い方では、マイピタの容量を少し増やしても焼け石に水ですし、マイそくプレミアムでも速度が足りません。
そこで、趣味の時間は夜間フリーでたっぷり楽しもうという趣旨の組み合わせです。
料金は以下の通りです。
・マイピタ1GB＋夜間フリー
デュアルタイプ：2,288円
シングルタイプ：1,870円
意外と知らない方もいるかも知れませんが、シングルタイプのSMS機能はAプラン（au回線）のみ無料です（SMSオプションの申込みは必要）。
電話を使えないシングルタイプを積極的におすすめはしませんが、SMSによる二段階認証さえできれば良いというのであれば1,000円を切るためコスパの面では良好です。
夜間フリーとの組み合わせ元としても相性がいいでしょう。
②マイそくスタンダード＋夜間フリー
くどいようですが、大変残念ながらマイそくライトと夜間フリーを組み合わせることはできません。ですので、次善の策としてマイそくスタンダードが選択肢に上がります。
マイそくスタンダードで困るのは高解像度の動画や大容量ダウンロードくらいなので、やはり夜に趣味の時間が集中する場合に好適です。
使い方にもよりますが、マイそくライトだと日中のちょっとしたネット使いにも不満が出ることがありますから、ストレスなくネットを使うことを重視すればむしろ盤石の組み合わせと言えるかもしれません。
料金は以下の通りです。
・マイそくスタンダード＋夜間フリー：1,980円
マイそくスタンダード自体が高コスパプランとして人気ですので当然ですが、夜間フリーを加えてもやはりコスパが高そうです。
組み合わせとして一番人気となることが予想されます。
マイそくとの組み合わせをもっと考えてみた記事はこちら
刺さる人には刺さる、楽しみなオプション！
ということで、夜間フリーのプレスリリースを見てのファーストインプレッションでした。
夜間の高速回線使い放題については、誰もが求めるわけではないものの確実に需要があるサービスであることは間違いありません。
類似のサービスはパケット放題Plusやマイそくシリーズなどがあったものの、それらにあった制約がなく、時間限定ながら本当に固定回線代わりに使えそうな回線サービスとして、かなりコアな人気を集めそうです。
ゲームなどの大容量データのダウンロードで活用したい人はこちらの記事を参考にしてくだい
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