マイそくライトレビュー!あれ、意外と…?

マイネオ mineo マイそくライト 300kbpsでの使用感を早速レビューしました。 マイネオ(mineo)

マイネオでサービス開始したばかりのeSIMとマイそくライト、前回・前々回では申し込みと設定を行いました。

早速eSIMとマイそくライトに申し込み!前編
2022/8/24に提供開始の「eSIM」と「マイそくライト」 さっそく契約してみました! 1ステップずつ画像付きで流れを解説していきますので、eSIM契約は初めてという方は予習のつもりで見ていただければ幸いです。
eSIMとマイそくライトに申し込み!後編
「eSIM」と「マイそくライト」契約レポの後編。前回eSIMとマイそくの契約が完了しました。今回は「eSIMの設定方法」を画像付きで解説。ちょっと複雑ですが画像付きでわかりやすく解説します。

今回は、300kbps制限で使い放題という変わり種の新プラン・マイそくライトの第一印象として、簡単にレビューをしてみたいと思います。
激安でイロモノなプランかと思いきや、使っている間に意外な印象を受けた、そんなプランでした。

マイそくライト:スピードテスト

まずはお約束ですがスピードテストを計測してみました。計測にはAndroid版の「Speedtest」アプリを使用しています。
300kbps制限のためあまり細かい数字を羅列しても仕方ないので、傾向がわかるようにグラフのみご用意しました。
測定日は9月2日・3日の8:00〜23:00(1時間半刻み)で、数分おいて3回計測し中央値を採用しています。

スピードテストの結果を取ってみての感想ですが、意外と速度が安定していないのが気になります。
平日昼以外は300kbpsでスパッと切ったような結果が出ると予想していましたが、割とブレが大きく、時間帯によっては一時的に200kbpsを切ることもあります。
ただし現在はマイそくライトのサービス開始直後なので、特に混雑していて不安定なのかもしれません。

後述しますが、300kbps上限まで出るか200kbps前後までブレるかで使い勝手が変わってきそうなので、ここはマイネオに頑張って欲しいところです。
平日昼の速度制限状態ですが、公称の32kbpsより遅くヤバいです。

Speedtestアプリでは0.01Mbps表記で細かくわかりませんでしたが、fast.comでは15kbps程度でした。
また、Speedtestアプリではパケットロス(データが到達できずに破棄された)率も測定できるのですが、速度制限下では常に数%のロスが発生しています。

パケットロスは0%が普通であり、他の時間帯は速度が落ち込んでいるときもほとんど0%だったので、ちょっと回線状況がどうなっているのか気になる結果です。
日を改めて速度制限下で何度か計測しましたが、ダウンロード速度は最高でも0.02Mbpsでパケットロスが0%になったことはなく、最大で16.9%ものパケットロスが発生しました。
もっとも、仮に額面通り安定して32kbps出たとしてもほぼ使い物にならない速度ですし、そもそもマイそく自体が昼の混雑時にゆずる代わりにデータ使い放題というコンセプトのプランです。
平日昼は使用不可と考え、素直にマイピタユーザーにゆずってあげましょう。

YouTube動画再生テスト

次にYouTubeで動画を見てみます。

画質を自動設定にしていると、144p〜240p(安定していると240p)に設定されるようです。
しばらく動画を見てみましたが、240pで再生途中にロードが挟まることはなく、144pと240pの画質差は相当にあるため、240p決め打ちで指定したほうが良さそうです。

ちなみに、360p設定でもロードが挟まることはあまりありませんでした。回線速度が安定していて裏で通信していたりしない限り、360pでもそこそこ実用的だと思われます。
今回は使用端末が5.1インチのRakuten Hand 5Gで画面解像度も低い(HD+ 1520×720)からか、視聴中に240pでも結構いけるじゃん…と思ってしまいました。
上の画像のように240pあれば歌詞などの文字が一応判読できますので、240p動画がスムーズに読み込めるという意味では意外や意外、マイそくライトでも一応動画を楽しめそうです。
もし今後300kbps上限まで安定して出るようになり、360pがロード無しで安定するようならば、端末問わず「そこそこ動画が楽しめる」と言って差し支えないでしょう。

ただし、動画自体の読み込みはいいのですが、それ以外の動画情報やコメントなどの部分の読み込みが後回しにされているのか中々読み込みません。
また動画検索ではサムネイルが表示されるまでに時間がかかりますし、そういう意味で使用感に関しては300kbpsなりのレスポンスと言ったところです。

YouTube Music

音楽サブスクリプションのYouTube Musicも試してみましたが、高音質設定において途中で止まることもなく、普通に楽しむことができました。
音質設定:高音質で曲送りから再生開始まで3〜4秒程度、再生開始後はロードで止まることはないという感じです。
設定を中程度まで落とせばマイピタの速度制限時(200kbps)でも実用に足るので、特に驚きはありません。

有料の音楽サブスクサービスなら基本的にダウンロード機能があるため、寝ている間によく聴く曲をダウンロードしておくということもできます。
通常の音質ならば300kbpsでもストリーミング可能ですし、最高音質やハイレゾなら事前にダウンロードしておくなどの工夫で、マイそくライトでも音楽は不自由なく楽しむことができるでしょう。

平日昼のLINEなど

平日昼にネットがほぼ使えないということは説明しましたが、それでも緊急時など文字通り完全に不通で連絡も取れないのでは困ります。
ということで平日昼(9月5日月曜日、12:15〜頃)にLINEでのやり取りを試してみました。
結果……

LINEのトークは通知が即座に出て遅延はほとんど無い
・スタンプを受信すると、通知はすぐに出るが画像の表示に数分かかる
・なんとLINE音声通話が実用的に使える

という感じでした。
全く予想外だったのがLINE音声通話で、音質こそガサガサで昔のラジオ音質ですが、遅延はそれほどなく普通に意思疎通が可能なレベルです。
スタンプの表示には時間がかかるものの通知自体は遅延しないことも含めて、LINEで連絡を取るだけなら不自由しないでしょう。

ただし、ほとんどスタンプの応酬でコミュニケーションを取っているような使い方だと、スタンプ画像が数分間表示されない=実質的に使えないというシリアスな問題になり得ます。
LINEの友達全員に平日昼はスタンプを使わないでと頼むわけにもいかないでしょうから、その点は注意が必要です。

その他、Gmailの受信も同じく特段の遅延なしで、連絡を受けるだけならば基本的に支障は無いという印象でした。

まとめ:思ったより実用性あるかも

以上、駆け足で簡単なレビューでした。
正直、マイそくライトは興味深くはあったものの、レビュー前は常時300kbpsって何に使うんだという印象が拭えませんでした。
月330円も足せば1.5Mbpsのマイそくスタンダードにアップグレードできることを考えると、価格差と比べてハンデが大きすぎると思ったのです。
試す前から「どうフォローしたもんやら」などと考えていたほどでした。

その上でレビューを通じ、本心からマイそくライトへの感想を述べるなら、「自分はメインのSIMとしては選ばないが、サブのSIMとしては思ったより使い道がありそう」です。

例えば、YouTubeの240pのストリーミングが安定して行えるので、裏で動画を垂れ流しにするにはピッタリです。
最近ではYouTubeを、集中して動画を鑑賞するという用途よりは、講義動画の聞き流しや環境音をBGM代わりに使ったりする方が多いようです。
筆者も移動時やランニング中などにYouTubeの資格の講義動画などを音声だけ聞いて、学習時間に充てています。

このような使い方では、画質は不要なので低画質設定でいいが、とっかえひっかえで動画を流しっぱなしにしておくと低画質でもそこそこデータ量を消費してしまいます。
そこにマイそくライトがこれ以上無く刺さるのです。データ使い放題なので残容量を気にする必要は一切ありません。

現代的なスマホの使い方において、このような「ながら使い」は特別なものではありません。
ある人は音楽サブスクサービスでプレイリストを垂れ流しながら勉強するでしょう。
ある人はLINEで友達と音声通話を繋ぎっぱなしにして個々人の作業を行うでしょう。
このような使い方をまるっと格安でカバーするのがマイそくライトだと考えると、その存在意義が見えてきます。

絶対的な速度が遅いのは否定しようがなく、どんな用途にも使えるような汎用性はありません。
そもそも1.5Mbpsのマイそくスタンダードでも使い方には工夫と妥協が必要なので、マイそくライトはさらに汎用性を捨てて「ながら使い」に特化したプランと言えます。

上記のような使い方にピンときた方は、マイそくライトをうまく活用できる方かもしれません。
ぜひサブ回線として一度お試しいただきたいと思います。本当に『意外と』使えるんですよ。

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