mineoのパケットを無期限に繰り越せる新オプションとして昨年2月に新登場したのが「パスケット」というオプションです。
オプション提供開始直後は月100円のパケット無期限保管庫に過ぎませんでしたが、約1年前に料金そのままでルーレットとパケットボーナスというサービスが追加され魅力がアップしたオプションです。
今回の改定は一部からは改悪との声も上がるものの、ルーレットでのパケット獲得が増えそうな事もあり評価と改悪の声が入り混じっているようにも思います。
まずはどのように改定されたか見て行きたいと思います。
パスケット改定点
いくつかの改定項目があり、主に次の部分が改定されました。（11/21より適用）
・パスケット預入容量の変更
・ルーレットでのパケット提供割合の変更
・パスケットボーナスの変更（12/1より）適用
主な改定項目は上記の通りです。1つづつ見て行きたいと思います。
パスケット預入容量の変更
【1度にパスケットに入れることができる容量】
変更前：1,024GB → 変更後：100GB
【1カ月に預け入れることができる合計容量】
変更前：無制限 → 変更後：合計100GB
一度に1024GBも入れるような事はまずなかったので上限があったのを始めて知りましたが、1度に入れられる容量はともかく、1カ月で100GBに制限されたのは大きな改悪と受け止める向きが少なくありません。
ゆずるね。特典のパケ増しガチ勢からしたら使い物にならないレベルと受け止めているかもしれません。
とは言え、パケ増しと言う強力な裏技（？）があるにしても、1回線だけで100GBを得る方法はありませんのでパスケットの複数契約で乗り切れそうな気もしています。
ルーレットでのパケット提供割合の変更
ルーレットによるパケット提供割合(当選容量と確率)が変更されました。期間が無期限のパケット保管庫という役割の他に、ルーレットという遊び要素付のパケット獲得もパスケットのメリットになっています。
変更割合は下記の通りです。
1MB：80% → 10MB：90%
10MB：15% → 30MB：5%
100MB：4% → 100MB：4%
1000MB：1% → 1000MB：1%
100MBと1000MBの提供割合は特に変更はありませんが、確率の高い低容量パケットが変更され、ここは評価する向きが多いようです。
毎日マイネオアプリを起動してルーレットをやれば1か月で10MB×30日＝300MBは確約されたようなものですので、月100円の料金を例えば50円をパケット保管代、50円をルーレット代と考えると割と妥当なような気もします。
パスケットボーナスの変更（12/1より）適用
パスケットには月末日の保管容量に少量のボーナスが付くパケットボーナスがあります。
このボーナス割合が変更になります。
残容量300GB未満の場合：残容量の0.5%/月 → 残容量が250GB未満の場合：残容量の0.4%/月
残容量300GB以上の場合：1.5GB/月 → 残容量が250GB以上の場合：1GB/月
ここも改悪と捉える向きが多く、また実際に得られるボーナスが減る人の方が多いので改悪と言って差し支えない部分かと思います。
ルーレットによるパケット獲得が増加しそうなので調整したのではないかと推測しています。
今月のパスケットの改定は全体的には改悪傾向に
一か月当たりの預入量の100GB制限は一部のヘビーユーザーにとっては明らかな改悪と言えますし、パケットボーナスの減少も改悪と言えます。
一方でルーレットの改定は獲得できるパケット量が増加しそうな気配もありプラスに評価されているようです。
マイネオのオンリーワンのサービスの1つなのでユーザーとしても声を上げていくことでより良いサービスになると良いですね。
今回の改定は11/15に契約者宛のメールで告知され、11/21改定という猶予があまり無い状況だったことや改定する背景も説明されていないこともありユーザーも苦言を呈しているようですが、これは確かにもうちょっと丁寧な説明や告知があっても良いようにも思いました。
改定の背景は想像する事しかできませんが、何らか想定外の利用法がなされているのかもしれません。（パケ増し運用では1人上限10回線使うと月に220GB獲得できます。その辺が鍵でしょうか。）
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