すっかりマイネオの顔となった速度から選ぶマイそくですが、マイそくの認知度が高まれば高まるほど悩ましいのがデータ容量から選ぶマイピタとの棲み分けです。
詳しくない方だとどちらを選べばいいのかわからず、適当に選んであとから困るというケースも危惧されます。
そこで、マイピタとマイそくの比較や選び方について、項目を絞って簡単に解説します。
マイネオの通信品質が大幅改善
マイネオの新サービス発表会2024(1/30開催)で通信品質を大幅に改善した旨の発表が行われました。
最近の通信状況を知りたいという方はこちらの記事をどうぞ!
筆者による実測もしてみました。
スマホの利用では、一般的に通信速度が3Mbpsでていると、不自由なく使えると言われています。
動画もスマホで観るなら十分な画質で見ることができます。
明け方近くのマイネオAプラン速度例
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マイネオの2つのプラン、マイピタ・マイそくの特徴
マイネオには「マイピタ」と「マイそく」の2つのプランがあります。
マイピタとマイそくは根本的に異なる回線サービスです。
用途によって向き不向きがはっきりしていますので、まずはそれぞれの特徴や長所・短所を把握しましょう。
マイピタ
⭕ パケットがあれば高速通信ができる
❌ パケットがなくなると低速通信になる
マイそく
⭕ パケット量という概念のない使い放題
⭕ パケット残量の管理が不要
❌ 回線速度はプレミアムであっても低めに抑えられる
❌ 平日昼(12〜13時)は事実上ネット使用不可レベルの速度制限がかかる
マイそくが取り沙汰されることでマイピタの存在感が霞んでいるような空気がありますが、マイピタの高速通信(節約モードオフ時)はマイそくと比べて圧倒的に高速です。
マイそくは最上位のプレミアムでも3Mbpsに速度が制限されますが、マイピタの高速通信は通常数十Mbps、環境や時間帯が良ければ2〜300Mbps程度にまで達することがあります。
最大で桁が2つも違うほどの速度差があるわけで、ここまでくると体感でもはっきり違いを感じられます。
マイそくのスタンダード以上は一般的に「普段遣いにはおおむね十分な速度」という評価がなされており、当サイトのレビューでも実際に使ってみてそれほど不便を感じなかったことを確認しています。
ですが、ゲームや動画関係といった特別にヘビーな用途以外でもマイそくの遅さを感じるシーンがあることは確かですので、マイそくで十分とも不十分とも一概には言えません。
ですので、自分の用途にあっているか見極めることが重要です。
マイピタ・マイそくで大きく異なる点
マイピタとマイそくで特に異なる点、向き不向きが分かれる点について3つ挙げてみました。
①ダウンロード速度
様々なダウンロードを行う必要が生じたときに、マイそくでは速度の上限を否が応でも認識させられることになります。
身近なところではアプリのダウンロードやアップデートで、マイピタや他社格安SIMの通常プランなら数秒で終わるところ、マイそくだと常にアプリごとに数分以上の時間がかかります。
サイズの大きいゲームアプリなどは数時間かけての長丁場になるでしょう。
システムのアップデートは特に厳しく、一晩寝ても終わっていないことさえままあります。
とはいえ、これらは自宅W-Fiや寝ているときに行っておくなど、計画的な運用でカバーできる範囲ではあります。
②残パケット管理の必要性
ここでいう残パケット管理の必要性には2つの意味があります。
1つは、文字通りパケット量が間に合うように通信量を調整したり、適切な容量のプランを選択・適宜変更するといった、運用管理での意味合いです。
格安SIM・モバイル回線についての知識がある方ならばいいですが、初心者やシニア世代にはどうしてもそのような運用が難しいケースが多くなるでしょう。
その場合、想定されるより多めのプランを選ぶか、さもなくば使い放題を選択することになります。
マイそくはそういったケースにぴったりハマるものです。
もう1つ、残容量を気にするあまりネットを楽しめないという心理的な問題があります。
計算上は余裕があるはずなのに、月初めなどは音楽サブスクサービスなども長時間使うのがはばかられる……と考えてしまう方は結構いるのではないでしょうか。
運用できる・できないはさておき、残パケット管理が心理的負担になりネットが楽しめないというのなら、使い放題のマイそくに変えれば多少遅くなってもネットをより楽しく使えるかもしれません。
③平日昼のネット利用
マイそくの使用感の話題では必ず上がる平日昼の速度制限。
とにかく遅く、実用的に使えるのはLINEのトーク(スタンプ除く)程度が関の山です。
昼間にマップを開こうとしても全く使い物にならない、電車の時間をブラウザから調べようとしても一向に表示されないなど、意外なところで制限が効いてきたりします。
たかが昼1時間と高をくくらず、本当に平日12〜13時をネット無しで過ごせるかは熟考が必要です。
一方のマイピタも平日昼に速度が落ちることは確かですが、ネットが使用不能になるほどではありません。
現在ではかなり改善されていますし、格安SIMの中でもマイネオの平日昼の速度(マイそく除く)はかなり優秀な方です。
平日昼も快適に使いたいならマイピタ一択といえます。
料金面・コスパを比較
最後に、料金面を見てみましょう。
マイピタは最小容量の1GBで1,298円ですが、マイそくスタンダードは990円とそれ以下になっており、マイそくの安さが光ります。
実運用を考えても、マイピタの高速さを活かすには1GBでは容量が心もとないと言わざるを得ず、容量を増やせば料金も上がりますので、なおさらマイそくのコスパが輝いて見えるでしょう。
確かにマイそくスタンダードのコスパが非常に高いことは間違いないと思います。ですが前述の通りマイピタとマイそくは実際のところあまり競合しないため、値段だけで選ぶのは得策ではありません。
特にマイピタの10GB以上のプランにはパケット放題Plusが無料で付帯し、ヘビーユーザーにとっては逆に非常にコスパの高い回線となりえます。
絶対的な料金の差よりも、回線に求める性質から選ぶことをおすすめします。
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自分に向いたプランを選ぼう!
最近マイネオの話題といえばマイそくが中心で、当サイトでもマイそくばかり取り上げがちなので、バランスを取るというわけではありませんが、改めてマイピタのメリットを前面に押し出し比較・紹介しました。
誤解のないように言うと、決して「実はマイそくは結構不便…」ということではありません。現に筆者もマイそくスタンダード回線を便利に使っており、その回線を使ってこの記事も執筆しています。
ですが、それなりに癖のあるサービスであることは確かですので、「とにかくコスパが高いからマイそく一択」ではなく、向き不向きを考えた上で選んでみてほしいと思うのです。
一般的なマイピタと使い放題のマイそくを自由に選択できるのが、マイネオの大きなアドバンテージなのですから。
mineoの魅力的なデータ使い放題を便利に使う方法も記事にしてみました。気になる方はこちらをどうぞ。
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