ヘビーユーザーへの福音となるか?マイそくプレミアムvsマイピタ

マイネオ mineo マイそくが始まりました。昼の12時から13時以外は3Mbpsで使いたい放題 昼休みが12時からではない人にオススメ。1.5Mbpsなら9月額90円 マイそくプレミアム・2,200円・3Mbps使い放題、マイピタ20GB・2,178円・20GB ヘビーユーザーはどちらを選ぶ? マイピタ・マイそく

マイネオが打ち出した新プラン・マイそく。一番インパクトがあったのは全プラン中最安となる月額990円のマイそくスタンダードでしたが、ヘビーユーザーはむしろマイそくプレミアムの方に注目したかもしれません。
3Mbpsでネット使い放題という、これまでのマイネオにはないサービスの使用感に期待が集まりますが、まずは競合となるマイピタ10GB/20GBと比較して長所短所を分析し、どのような用途に使えるか考えてみましょう。

マイピタ10GB/20GBとの比較

マイピタの10GB以上のプランはパケット放題Plusが無料となりますので、マイピタはパケット放題Plusの契約を前提とします。
まず価格​​面から見ていきましょう。

・マイそくプレミアム 2,200円
・マイピタ10GB 1,958円
・マイピタ20GB 2,178円

となっています。マイそくプレミアムが最も高いですが大差はなく、大体同じ価格帯の3プランとなっています。
またマイピタの10GBと20GBの差がわずか220円と、マイピタ20GBのコスパの高さが光ります。
次に、節約モード時の速度についてです。パケット放題Plusを付けたマイピタはどちらも節約モードにすると1.5Mbpsの速度制限になりますが、マイそくプレミアムではこの制限が3Mbpsにまで緩和されます。
1.5Mbpsでも「大抵の用途に困らない」というユーザーからの評価でしたから、3Mbpsではさらに余裕を持ってネットサービスの利用などが行えることでしょう。
また、マイピタは高速通信用のパケットが10GB/20GB付与されています。
これは単純にその分だけフルスピードで通信できるという点もメリットですが、パケットを消費している間は直近3日10GB制限のカウントに入らないという点が、ヘビーユーザーの実運用では大きいと思われます。
例えば、直近2日で節約モード中に9GBも使ってしまったので今日1GB使えば制限がかかってしまう、という場合でもパケット量に余裕があれば、パケットを消費して過ごすことで制限を回避しながらネットを使うことが可能です。
20GBもパケットがあればこのような運用は十分に可能ですが、逆にマイそくプレミアムではパケットが一切付与されないため、ネットを使いすぎると制限を回避することが困難です。
3日10GB制限にかかった時の救済策として「24時間データ使い放題(330円)」が用意されていますが、これはマイそくのみに提供されるサービスです。平日昼の制限回避にも使え、リーズナブルな価格設定なのでマイそくのアドバンテージといえるでしょう。

マイそくプレミアムはこんな用途に使える?

①動画視聴

ネットの動画ストリーミングサービスを中〜高画質で楽しむなら、3Mbpsという速度はちょうどよく、マイそくプレミアムのほうが快適に楽しめるでしょう。1.5Mbpsでカクつかない程度の画質設定だと少し画質の粗さなどが気になるかもしれませんが、3Mbpsにあわせた画質ならば、タブレットやノートパソコンの画面でもそれなりに満足できるのではないでしょうか。
一方で、短時間でもいいから4K動画など超高画質を楽しみたいなどという方は、使い放題の速度では全く足りませんので、断然マイピタ20GBがおすすめです。ただし長時間見続けると20GBでもすぐに使い切ってしまうので注意が必要です。

②ビデオ会議

テレワークで需要の増したZoomなどのビデオ会議ですが、1.5Mbpsのパケット放題Plusで必要十分、総データ容量も大したことなく3日制限にかかるほどではないと評価されています。
よって当然ながらマイそくプレミアムでもビデオ会議は快適に行えるでしょう。3Mbpsの意味は無いのかというとそんなことはなく、1.5Mbpsではたまに画面が乱れたり止まったりすることがあるとか、バックグラウンドでネットを使うアプリが動いていると画質が悪化するなどの報告がありますので、より安定し快適になると考えられます。

通信速度についてはこちらの記事で解説しています。

③ネットゲーム

ネットゲームはタイトルによって必要な帯域や通信量がまるで違いますので、プレイしたいタイトルがどのような回線品質を要求しているのか、まずは確認が必要です。
その上で一般論としては、ラグやレスポンスにシビアな対人ゲーム等を除いて、データ消費せず必要十分な速度を確保できるマイそくプレミアムのほうが汎用性が高いでしょう。
一方で要求がシビアな対人ゲームを遊ぶ場合などは、1.5Mbpsでも3Mbpsでも帯域が十分とはいえません。そこで別プレイヤーとマッチングしたときだけデータ消費して高速回線で対戦したい、というような柔軟な使い方をしたいならパケット量の付与があるマイピタの方が有利でしょう。
いずれにしても、ゲームアップデート時などの大容量ダウンロードにはくれぐれも注意してください。最近はスマホゲームでも、アプリダウンロードと初回ダウンロード合わせて数ギガを消費するようなタイトルが少なくありません。気をつけないとあっという間に3日10GB制限にかかったり、パケットを使い尽くしたりしかねません。

④テザリング

最後に、かなり期待している人がいるんじゃないかと思われる、テザリング用途におけるマイそくプレミアムの適性です。これはテザリングでどれだけネットを使うかに尽きるでしょう。
繰り返しになりますが、マイそくプレミアムの一番のネックが3日10GB制限に弱いことです。ですので、家の固定回線を解約してマイそくプレミアムにまとめるような使い方は、パソコンなど大容量ダウンロードを行うデバイスをぶら下げるとすれば厳しいと思われます。
もし3日10GB制限にかかるほど使わないことがわかっているならば、3Mbpsはパソコン用としてもそれなりに快適といえる水準ですので、テザリングの使い心地自体は上々でしょう。

モバイル回線の可能性を広げるマイそくプレミアム

このように、マイそくプレミアムは既存のモバイル回線とはかなり毛色が違いますので、新しい使い道を考えるだけでもワクワクしてきますね。
コスパモンスターのマイそくスタンダードがある以上、マイそくプレミアムは通好みのようなポジションではありますが、高速なネットをたくさん使いたい!というわがままな方にはぜひ、マイそくプレミアムでモバイルの新しい楽しみ方を開拓してもらいたいと思います。
マイネオでは今回マイそくでスタンダードとプレミアムの2つのコースを用意しましたが、他の速度の投入も有り得るという話もありました。今後も目が離せないと思います。

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