低価格でデータ使い放題が話題を呼び、すっかりマイネオの顔となったマイそく。
ですがマイネオでデータ使い放題が初めて提供されたのはマイそくではなく、パケット放題Plusです。
もともと隠れた優良オプションとしてパケット放題Plusの評判が口コミで広まったことを受け、それを基本プラン化したものがマイそくなので、その成功は計算されたものといえるでしょう。
そして勘違いしてはいけないのが、パケット放題Plusはお役御免となったわけではなく、マイピタのオプションとして提供され続けているということです。
マイそくとパケット放題Plusはどちらも使い放題をベースとしたサービスであることは同じですが、それ以外には違いも多く、どちらがいいかは人それぞれです。
そこで今回は、マイそくとパケット放題Plusを新旧対決よろしく比較してみたいと思います。
マイそくとパケット放題Plusの違い
マイそくとパケット放題Plusはどちらもパケット消費なしに通信できる使い放題回線を提供しますが、いくつか大きな違いがあります。
まず速度について。マイそくはライト/スタンダード/プレミアムの3プランあり、それぞれ300kbps/1.5Mbps/3Mbpsという速度になっています。
対してパケット放題Plusは1.5Mbpsです。
つまりマイそくスタンダードとパケット放題Plusは速度の面で数値上は同等です。
次に速度制限について。マイそくは元々平日昼の通信をマイピタ契約者にゆずる代わりに安くて使い放題という趣旨のプランですので、月曜〜金曜の12〜13時は32kbpsという強烈な速度制限がかかります。
対してパケット放題Plusはそのような制限はありませんが、元々平日昼は混雑しやすいので多少遅くなったり不安定になったりはします。
最後に、ピンポイントで高速通信したいときの手段について。パケット放題Plusはマイピタで節約モードをONにしたときに適用されるため、普段は節約モードONにしてパケット放題Plusを活かし、必要なときに節約モードをOFFにして高速通信を行うという運用が可能です。
対してマイそくは、高速通信をしたくなったら有料(330円/回)の24時間データ使い放題を購入するしかありません。
実使用上ではこの点が最も大きなポイントと言えます。
料金の比較
それでは、料金を比較してみましょう。
マイそくは3種類ありますが、1.5Mbpsのパケット放題Plusとの比較ということで、速度の同じマイそくスタンダードについて考えます。
対してマイピタ+パケット放題Plusは、1GB・5GBプランの場合は385円の有料オプションですが、10GB以上の場合は無料で標準付帯します。
マイピタ5GBにパケット放題Plusを有料で付けると10GBプランとほぼ変わらない月額料金となってしまいメリットがないため、マイピタ1GB・10GBに絞って考えてみましょう。
プラン | パケット量 | 月額料金 |
---|---|---|
マイそく スタンダード | 無し | 990円 |
マイピタ1GB+パケット放題Plus | 1GB | 1,683円 |
マイピタ10GB | 10GB | 1,958円 |
こうしてみると、やはりマイそくスタンダードのコスパの高さが際立ちます。
マイピタ1GBは、1GB分のパケットが付与されることと昼時間の制限がないことというメリットを考えても、ちょっとこの料金差は分が悪いといわざるを得ません。
一方のマイピタ10GBは、使い方によりますが1,000円近い料金差を正当化できるだけのメリットがあると言えるでしょう。
どっちを選べばいい?
では、結局マイそくとマイピタ+パケット放題Plusのどちらを選べばいいのでしょうか?
選ぶに当たっての最大のポイントは、高速通信の必要性がどれだけあるかです。
マイそくも330円の24時間データ使い放題オプションで高速通信ができますので、たまに高速通信が必要になる程度ならば、基本はマイそくで必要に応じてオプションで対応するという運用もできます。
ですが、度々オプションを買うくらいならば最初からマイピタの10GB・20GBを選んでおいた方が結果的に安く上がるかもしれませんし、マイそくの制限もなく便利に使えます。
次に、マイそくの平日昼の速度制限が問題にならないかどうか。
マイそくは月〜金曜日の12〜13時の通信速度が32kbpsに制限されますが、この数字はほぼネット使用不可と考えた方がいいです。
そのため、この時間帯にネットを使えないと困る方はマイピタ一択となるでしょう。
もっとも、プラン変更でマイそくとマイピタを行き来することは可能ですので、実際に一度マイそくを試してみるのが確実です。
ただしプラン変更が有効になるのは翌月1日からであることと28日にパケット放題Plusが解約されてしまうので月末の3日間は1.5Mbpsでの通信ができないのでご注意ください。
自分に合ったプラン選びを考えよう!
基本プランはマイピタ1本だったところに魅力的なマイそくが加わり、どちらを選べばいいか悩ましい状況になっています。
ですが、選択の幅が広まって、より自分に合ったプラン選びができるようになったということでもあります。
まだマイそくを試したことがない方や気になっている方、逆にマイそくを使っているが制限が気になっているという方など、今一度マイそくとマイピタ+パケット放題Plusで比較検討してみてはいかがでしょうか。
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