2025年7月も、食品や日用品を中心に値上げラッシュが続いています。原材料費や輸送コストの高騰、エネルギー価格の上昇などが主な原因で、家計への影響が懸念されます。
この記事では、2025年7月から値上げが実施された主な物品の種類とその背景、価格改定の概要をまとめます。
賢い節約対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
値上げの背景
値上げの背景帝国データバンクの調査によると、2025年7月は食品だけで2,105品目が値上げされ、過去最多の水準に達しています。 主な要因は以下の通りです:
・原材料費の高騰:コーヒー豆や小麦、食用油などの価格上昇。
・物流コストの増加:2024年問題による輸送費の上昇が継続。
・エネルギー価格の上昇:製造コストへの影響が拡大。
これにより、日常的に消費される食品や日用品が幅広く値上げの対象となっています。
値上がりした物品等の例
値上げ対象の主な物品と価格改定の概要以下は、2025年7月に値上げが発表された主な食品カテゴリとその値上げ率の例です。
食品
食品分野は、2025年7月の値上げの中心となっています。
1. 調味料
ぽん酢・鍋つゆ:約7〜17%の値上げ。例:500mlのぽん酢が350円から400円前後に。
2. 香辛料
ブラックペッパーやカレー粉などが5〜10%値上げ。例:50gのスパイスが300円から330円程度に。
3. 加工食品レトルトカレー
時短食品として人気のレトルト食品が10〜15%値上げ。例:200gのパックが200円から230円前後に。
4. パスタ
小麦価格の上昇を受け、約5〜10%値上げ。例:500gのパスタが250円から270円程度に。
5.納豆
大豆価格の影響で約5〜10%値上げ。例:3パック150円が160円前後に。
6.飲料コーヒー
コーヒー豆の国際価格高騰により、インスタントコーヒーやドリップバッグが10〜20%値上げ。
例:200gのインスタントコーヒーが800円から950円程度に。
チョコレート飲料
カカオ価格の上昇で5〜15%値上げ。例:200mlパックが130円から145円前後に。
冷凍・時短食品冷凍食品
ピザやハンバーグ、冷凍野菜などが10〜15%値上げ。例:冷凍ピザ1枚が600円から680円前後に。
パックご飯
米価の安定にもかかわらず、輸送コスト増で5〜10%値上げ。例:200gパックが150円から160円程度に。
値上げの背景と今後の見通し
2025年7月の値上げは、以下のような要因によるものです:
原料米の高騰:天候不順や生産量の減少により、米関連商品(清酒、パックごはんなど)の値上げが顕著。
円安:輸入原材料(小麦、大豆、食用油など)の価格上昇。
物流・エネルギーコスト:2024年問題(物流業界の労働時間規制)に伴う輸送費の増加や、エネルギー価格の上昇。
帝国データバンクによると、2025年通年の値上げ品目数は、10月までの公表分で既に1万6,224品目に達し、2024年の1万2,520品目を約3割上回るペースです。
このまま進めば、2022年の値上げラッシュ(2万5,768品目)に匹敵する可能性があります。
野菜(玉ねぎなど)玉ねぎに関しては、2025年7月の値上げに関する直接的な情報は確認できませんでしたが、物流コストやエネルギー価格の上昇が野菜全般の価格に影響を与えている可能性があります。
特に、保存用玉ねぎ(黄玉ねぎなど)は、輸送や保管コストの増加により、1kgあたり200円から220円程度に上昇している地域も見られます(市場価格に基づく推定)。
天候も大きなリスクになってきました。玉ねぎやじゃがいもの産地の北海道では今年は少雨でありかつ記録的な猛暑に見舞われており小粒なサイズになったり中身がダメになっているのが既に出てきています。
夏から秋にかけて農作物の値上がり・高騰に注意が必要です。
家計への影響と対策
賢く乗り切るために値上げラッシュの中、家計を守るための対策をいくつかご紹介します:
まとめ買い:値上げ前に、保存が可能な調味料や冷凍食品をストック。玉ねぎは通気性の良いネットに入れて冷暗所で保存すると長持ちします。
代替品の活用:値上げ幅が大きい商品は、プライベートブランドや安価な代替品を試す。
自家栽培:玉ねぎやハーブ類は家庭菜園で育てやすく、コスト削減に効果的。
セール活用:スーパーやオンラインショップのセール情報をチェックし、値上げ前の特売品を狙う。
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まとめ
2025年7月の値上げは、ぽん酢、納豆、コーヒー、パスタ、冷凍食品など、日常的に使う食品を中心に2,105品目が対象です。 玉ねぎも間接的に物流コストの影響を受ける可能性があります。家計への負担を軽減するため、値上げ情報を事前に把握し、まとめ買いや節約術を活用して賢く対応しましょう。家計への負担を軽減するため、早めの対策が求められます。
注記:
価格はあくまで参考値であり、店舗や地域により異なります。
情報は2025年7月時点の帝国データバンクや関連記事に基づいています。