マイネオは大容量プランのコスパが良く、せっかくだからマイネオ一本でいろんな通信を集約したい!と考える方も多いことと思います。
そうなると自ずとマイネオのSIMカードを挿したスマホでテザリングすることを考えることでしょう。
しかしテザリングはプロバイダーやキャリアによって扱いが異なります。
過去にはテザリングでのネット接続が一切できないようになっている回線もありましたし、テザリング通信分は定額分から外れる・速度の制限がつく……などといったこともありました。
では、マイネオ回線をテザリングで使うことはできるのでしょうか?また制限がかかったりすることはないのでしょうか?
マイネオは公式でテザリングOK!無料で申し込みも不要
テザリングについて公式ではっきり触れていない格安SIMも多いですが、マイネオは公式ユーザーサポートの「よくあるご質問」にてはっきりテザリングが可能と案内をしています。
また月額無料・申込不要とも書いていますので、テザリングを行うにあたって事前にすべきことは何もありません。
テザリングはできますか?
公式回答がこちらになります。(対応端末なら問題なくできます!)
https://support.mineo.jp/usqa/set/other/tethering/4206849_8874.html
テザリングの子機側が高速データ残量を使い尽くすと低速回線になる旨が書いてありますが、これはテザリングに限ったことではなく特別な制限ではありません。
基本的にテザリング使用によってマイネオ側が何かしら制限をかけていることは無いようです。
テザリング動作確認済み端末検索まであるから安心!
マイネオは公式でテザリングOKを謳うのみならず、端末ごとに動作確認まで取っています。
動作確認済み端末検索
せっかくテザリング目的でマイネオ回線を契約したのに、端末との相性でテザリングができなかった……などとなったらがっかりしますよね。
それどころかテザリング不可な端末をわざわざ購入したとなれば大損です。
そんなことがないように、公式では多くの端末の動作確認欄にテザリングの可否が書いてありますので、手持ちの機種や購入予定の機種がテザリング動作確認済みであるかまずチェックしましょう。
データ容量さえ足りれば追加の制限なし!
前述しましたが、マイネオはテザリングに際して何ら追加の制限を課していません。
テザリングでパソコンなどをつなぐとデータ消費量がかさみますから容量切れが起こりやすくはなりますが、低速回線を使いすぎたから規制をかけられた……などということはありませんので、速度が必要なワークロードでは節約モードオフで高速に、それ以外では低速回線で、などと工夫して運用することで十分にテザリング回線として用を成すでしょう。
マイネオは低速回線のデータ使用に制限なし低速・高速切替を
マイネオに限らず使い放題ではない回線でテザリングを行いパソコンなどをつなげて使うには、必要なときだけ高速回線をONにして離席時や夜寝るときに低速回線にしてダウンロードやパソコンのアップデートを行うといった工夫が必須です。
そのためマイネオのように低速回線のデータ使用量に制限がないことは必須条件といっていいでしょう。
マイネオのテザリング向けプラン・オプション
いまご契約のマイネオ回線をそのままテザリングで使い、節約モードを駆使して運用でカバーというのももちろんいいのですが、マイネオではテザリングに向いた基本プランやオプションが用意されていますので、テザリングに重きを置くならば契約から見直すのがおすすめです。
テザリングに向いてる基本プランは?
まず基本となるのが基本プランの中でデータ容量が最大である20GBのプランです。
マイネオは大容量プランのコスパが良いと言われますが、20GBプランは例えば5GBプランとは600円しか違いませんし、10GBプランとはたった200円しか違いません。
10GBプランから容量が倍になって200円増ならわざわざ半端な容量を選ぶ必要はありませんよね。
もちろんいくらコスパが良くても使い切れなければ意味がありませんが、テザリング前提ならいくら容量が多くても困ることはありません。
基本プランのギガ容量を増やさずにオプションでの運用もあり
基本プランの容量を増やす代わりにオプションをうまく活かす方法もあります。
パケット放題Plusオプションは月額385円ながら、低速回線の速度が1.5Mbpsにまで上がるテザリングと相性の良いオプションです。
基本プランを小容量にしてパケット放題Plusを付けると非常にコスパの良いテザリング回線ができます。
ただしパケット放題Plusの低速通信分に限り、直近3日で10GB以上の通信を行うと元の低速回線の速度である200kbpsになってしまいます。
ですのでテザリング子機側の通信量のコントロールが必要になるでしょう。
裏技的な運用方法「ゆずるね。」の活用
最後に裏技的な運用法として、「ゆずるね。」サービスを月間10回達成したときにもらえる夜間フリーを利用する手もあります。
ゆずるね。は格安SIMが最も混む12~13時にデータ通信をほぼ行わないことを事前に宣言して、実際にデータ通信を行わないと達成となります。
そして夜間フリーは文字通り夜間(23時~7時)のみ高速回線が使い放題になるという特典で、パケット放題Plusのように通信量による制限もありません。
主にテザリング回線を夜の帰宅後に使うという方には最も便利なシステムではないでしょうか。
しかも無料ですので、ぜひゆずるね。に参加してみてください。
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