キャリアメールの持ち運びについては今年6月に菅総前理大臣と、総務大臣が年内実現の方向性を打ち出していました。
15日にいよいよ具体的な話になってきたという報道がなされました。
キャリアメールの持ち運びとは
キャリアメールとは大手キャリアであるdocomo、auやソフトバンクの携帯回線を利用していると無料で付与される「docomo.ne.jp」「au.com」「softbank.ne.jp」のようなメールアドレスの事ですが、長年使っていると普段使いのメールアドレスとして定着している場合があります。
折角最近は価格競争が進み格安SIMの価格も下がってきていますが、価格よりも従来からのメールの利便性を取る人が割といらっしゃいます。
この為、菅前総理と総務省が大手キャリアに働きかけて大手キャリアから離れてもメールだけは使えるようにと打ち出したものになります。
キャリアメールの持ち運びとは、大手キャリアからどこかへ乗り換え(=解約)ても以前のままキャリアメールを使えるようにする仕組みの事です。
キャリアメール持ち運び開始の時期
報道によればドコモ・au・ソフトバンクは近いうちにサービス内容を発表し、一部の事業者は今週から対応するとのことです。
NTTドコモ広報「年内提供開始を目指して調整を進めている。利用方法など詳細は準備が整い次第速やかに発表する」
KDDI広報は「年内提供予定で、準備が整い次第発表する」
ソフトバンク広報「年内に提供予定。詳細は後日発表する」
キャリアメール持ち運びの料金
料金は各社とも月額300円程度に設定されるようです。
月額300円ならahamo・povo・LINEMOといった大手キャリアのネット専用プランや格安SIM(MVNO)へ乗り換えで月額料金を大幅に節約できるようになるので、回線そのものの乗り換えがしやすくなってきます。
マイネオのキャリアメール
マイネオだとマイネオメールというキャリアメールが無料で利用できますが、メールアドレスの乗り換え(相手に通知しないといけない手間)を考えると、キャリアで使っていたアドレスをそのまま使えるのはメリットになります。
マイネオメールは今まで代用品のイメージでしたが、普段使いは大手のキャリアメールとし、サブでマイネオのキャリアメールを使うという事もできるようになります。
当サイトでは事務手数料が無料となるエントリーコードを配布しておりますので、乗り換え希望の人はぜひ事前にコードの入手をお勧めします。
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