現代ではスマホなどのモバイル回線はもはや主要インフラの一つです。
固定電話を契約しない人が多くなっていますし、モバイル回線がつながらなくなったら家族や知人とも連絡が取れなくなってしまうという人が多いでしょう。
このため、モバイル回線に求められるのは何より安定性です。
例えばドコモの回線に通信障害が起こると全国ニュースにさえなりますよね。
それではリーズナブルな料金プランでサービス展開しているマイネオの回線は安定しているのでしょうか？それとも、安い分だけ安定性も劣るのでしょうか？
マイネオ回線の安定性はかなり高い！
マイネオの公式サイトでは障害・メンテナンス情報を公開していますので、チェックしてみましょう。
2021年12月現在、報告があるのはMNPの切り替えの障害とお知らせメール不通の問題のみで、回線障害の報告は上がっていません。
また、マイネオの回線が全く繋がらなくなったという報告もほとんどありません。
実際にマイネオの回線は、混雑による速度低下も含めかなり安定していると評価することができます。毎日使っている上での実感としても、昼休みの時間に速度が低下することはありますが、それ以外の時間帯でつながりにくい・つながらないといった問題はほぼ起こっていません。
また混雑時の速度低下に関しても、昼でもプランによっては最低限の速度を保っていますし、夜は21頃でもかなり安定していて実用的な速度を維持しています。
安定性の要因はトラフィックコントロール
マイネオは混雑時のトラフィックのコントロールに非常に力を入れており、昼時間に通信を行わないことを宣言し実行すると特典が得られる「ゆずるね。」サービスや、逆に空いている時間帯に通信量を振り分けるために深夜時間帯のみ通信をカウントフリーにする「夜間フリー」を提供するなど、様々な取り組みを行っています。
このような取り組みの結果として負荷が分散・平坦化され、混雑時の速度低下が比較的起こりづらくなっているのですが、回線にもサーバーにも過負荷がかからなくなりますから、回線障害対策にも一役買っているわけです。
キャリア側の通信障害はマイネオの管轄外
冒頭でも述べた通り、大手キャリアであるドコモ等も時折回線障害を起こすことがあります。
そして、マイネオを含む格安SIMはキャリアに回線を借りていますから、キャリアが通信障害を起こしているときは同じプランのマイネオ回線もつながらなくなってしまいます。
しかしこれはマイネオにどうこうできる問題ではなく、マイネオの責任ではありません。
マイネオを契約した際に、容量のプランとは別にAプラン／Dプラン／Sプランから選択したと思います。
これは、それぞれキャリア回線としてau／ドコモ／ソフトバンクを利用するという選択です。
ですので、キャリア回線にトラブルが起きた時は仕組み上格安SIMにも影響が及びます。
キャリア回線にトラブルが生じた場合は大々的に報じられますので、該当キャリアのプランを契約中の場合は、マイネオに問い合わせたりクレームを入れたりせずに復旧を待ちましょう。
マイネオアプリやその他サービスの障害はたまにある
マイネオ回線の信頼性の高さは折り紙つきですが、一方で公式のポータルアプリである「mineoアプリ」につながらない、ログインできないなどのトラブル報告はときどき目にします。
これはアプリの通信先であるマイネオのアプリケーションサーバーのトラブルだと考えられ、同様の理由で他にもマイネオが提供する特定のサービスに接続できないことがたまにあります。
マイネオがサポートを中心に無料で多彩なサービスを提供していることの裏返しではあるのですが、このような軽微なサービス停止トラブルの予防についてはマイネオの課題と言えます。
マイネオの公式コミュニティであるマイネ王には当然マイネオユーザーが集まっていますので、アプリの接続トラブルなどがあるとすぐにその書き込みで溢れます。マイネオのサービス関連でトラブルを疑った時は、マイネ王の掲示板を見てみるといいでしょう。
まとめ：マイネオは通信障害が少なく安定している！
このように、アプリのトラブル等は多少あるにせよ、マイネオの回線自体は非常に安定していてトラブルが少ないことがわかりました。マイネオは重要インフラを任せるに値する、信頼できる回線事業者であると言えます。
また、マイネオはサポートが充実していますので、ユーザー側で回線の問題かどうか判別できないようなトラブルに遭遇した時も、サポートを受けることで速やかに解決できる体制が整っています。
それも含めて、信頼のおける回線と評価づけられるでしょう。
格安SIMはもはや安いのは当然で、その他の付加価値で競う時代です。その中でもマイネオの信頼性とサポート体制は格安SIMの中で頭一つ抜けています。
安心してスマホを使いたいという方には、マイネオがファーストチョイスとなるでしょう。
