モバイル回線と光回線のセット割を行っている事業者はいくつかありますが、マイネオもその一つです。
そもそも、マイネオの運営元である株式会社オプテージは光回線事業も行っていることをご存知でしたか?
今回はオプテージ社が提供するeo光の紹介と、マイネオと同時契約で適用される「eo x mineo セット割」を紹介します。
マイネオの会社(オプテージ)の光サービス?
今や株式会社オプテージというとマイネオの運営会社というイメージが先に立つと思いますが、実はオプテージは元々ネットワークインフラやインターネットプロバイダーを運営していた会社です。
特に光ブロードバンドのサービス提供は2001年で、マイネオのサービス開始である2014年よりもずっと昔から光サービスを提供し続けてきました。
オプテージは関西電力の100%子会社として関西電力のサービスエリアを対象にいち早く光回線網をもたらした、地方に根付いた大企業なのです。
eo光は決してマイネオの成功に乗じて新たに始まったぽっと出の新サービスというわけではなく、むしろ長い実績を持つ老舗の光サービスです。
さらに次項で説明しますが、オプテージは自社で大規模な光の回線設備を有する日本でも有数の大手電気通信事業者であり、もともとスゴイ会社なんですよ。
eo光のサービス内容・料金
まずeo光について大きな声でアピールしたいことがあります。それは、オプテージが光インフラ設備を自社で保有して提供しているFNO(Fixed Network Operator)のサービスであるということです。
格安SIMでイメージするとわかりやすいのですが、マイネオを含めた格安SIM事業者(MVNO)は自社でアンテナや基地局を有しておらず、ドコモ・au・ソフトバンク等(MNO)から借りて運営しています。
この図式は光通信サービスでも見られ、光インフラを自社で有している事業者(FNO)だけではなく、光インフラを借り受けて運営しているFVNOというサービスがあります。
例えば光コラボの事業者はすべてNTT東日本/西日本をFNOとしたFVNOサービスです。
そして前述のとおり、オプテージは自社で光インフラを保有してeo光サービスを提供しているFNOなのです。
途方も無い設備投資費と時間をかけて成り立つFNOのサービスであるeo光、特別感があると思いませんか?
eo光のサービス内容に戻りましょう。eo光の光サービスは戸建てタイプと集合住宅用(マンションタイプ・メゾンタイプ)の二種類があり、NTTのフレッツ光等と同じです。
集合住宅用のサービスは各マンション等によって最高速度も料金もまちまちなので、ここでは戸建てタイプについて解説します。
戸建てタイプは光回線の速度別に1ギガコース・5ギガコース・10ギガコースの中から選ぶことができ、それぞれ料金が異なりますが、契約から1年目は割引が入りどの速度でも一律の価格となっています。
オプションやルーターのレンタルがない場合の月額料金は、以下のとおりです。
回線速度 | 1年目 | 2年目〜 |
---|---|---|
1ギガコース | 3,280円 | 5,448円 |
5ギガコース | 3,280円 | 5,960円 |
10ギガコース | 3,280円 | 6,530円 |
全体的にフレッツ光の同サービスと同じか少し安いくらいの価格を実現していますが、実際の通信料金トータルではもう少し差が出ます。
というのも、eo光のプロバイダーはeo光のみで、上記の料金はインターネットサービスプロバイダー(ISP)契約込みのものなのです。
フレッツ光では光回線の他に、OCNやNiftyなど接続サービスを提供するISPと契約しなければなりません。
これも毎月500〜1,300円程度かかりますので、それを加味するとeo光の安さがさらに際立ちます。
eo x mineo セット割の内容は?
そしてセット割の内容です。eo光も申し込みのときにeoIDと紐付けるのですが、同一eoIDでeo光とマイネオを契約していると、毎月eo光の月額料金から330円割引されます。
地味に思えるかもしれませんが、eo光の料金がそもそもリーズナブルなことを考えると、割引まで適用されればさらに敵なしのお得さです。
ところでこのセット割、マイネオ側のプランは「マイそく スーパーライトは適用対象外」以外の条件はありません。
シングルタイプのマイピタ1GBでもいいですし、マイそく ライトでもOKです。
マイそく ライトやスタンダードと合わせた場合は実質的に月額330/660円となり、家では高速な光回線を使い放題な上に、外でも低速ながらデータ使い放題という使い放題二刀流が格安で実現できてしまいます。
適用のための申込みや手続きも必要なく、条件を満たしている限り毎月自動的に割引されます。
eo光のサービスが提供されている関西の方で光回線を引く予定ならば、ぜひこのお得なセットをご活用ください。
他との組み合わせでお得になるマイネオ!
今回紹介したeo x mineo セット割はどちらもオプテージ社が提供するサービス同士のセット割でしたが、同社サービス同士のみならず、マイネオは様々なサービスと組み合わせてお得に使うことができます。
例えば日経新聞電子版はマイネオのオプションから申し込むと2ヶ月間無料・毎月割引が付いてくる上に、最近ではパケ増しまで付いてくるようになりました。
このように、スマホ回線をマイネオにしておくだけで、様々なところでお得な組み合わせに出会えたりします。
格安SIMとしてのマイネオがまずお得で高コスパですから、ぜひお得の中心点としてマイネオをフル活用してください。