マイネオは2021年2月に基本プランを現行の「マイピタ」に変更し、容量別の4コースというシンプルな区分けとコスパに優れる料金設定で好評を博してきました。
マイピタの月額料金はどの容量においても、今でも非常に魅力あふれる設定です。
しかしマイネオ運営は今回、ユーザーの使い方などを参考にして非常に尖ったプランを追加してきました。
それが新プラン「マイそく」です。
マイそくってどんなプラン?
マイそくは、ざっくりといえばマイネオの人気オプションである「パケット放題Plus」を組み込んだ基本プランで、音声通話付きのデュアルタイプのみ提供となります。
スタンダードとプレミアムの2種類がありますが、共通の特徴を以下に挙げます。
常にパケット放題Plusの節約モード状態
マイそくのもっとも特徴的な点は、マイピタにおける高速データ用パケットの付与が無く、常に節約モード状態となります。
その代わりマイピタでは200kbpsになるところ、1.5Mbpsないし3Mbpsの回線速度になります。
つまり、常にパケット放題Plusを節約モードにして運用しているような状態といえます。
平日昼の通信速度が32kbpsに制限
パケット放題Plusの運用と異なる最大の点がこれです。
マイそくは月曜〜金曜の昼12時〜13時だけ、無条件で通信速度が32kbpsに制限されます。
つまりマイそくは昼の混雑時間に帯域を譲る条件のもとで使える高コスパ無制限プランというわけです。
とはいえ、32kbpsはほぼネット利用不能のような速度制限ですので、平日昼の時間にどうしてもネットが必要になるようなことはないか、あらかじめ確認する必要があるでしょう。
ちなみに、音声通話については当該時間帯でも制限はありません。
直近3日間の通信量が10GBを超えたときの制限速度も32kbps
3日10GB制限の速度も、マイピタの200kbpsとは異なり32kbps制限です。
200kbpsはテキストベースのSNSなどはなんとかできるレベルですので最低限の連絡は可能ですが、32kbpsともなると連絡にも支障をきたしかねませんので、使い放題とはいえ制限にかからないように使う必要があります。
24時間データ使い放題(330円)が使える
速度制限の救済として、マイそく契約者のみが使える「24時間データ使い放題」が提供されます。
これはmineoアプリやマイページから購入して即適用することができ、24時間の間だけ一切の速度制限を無視しフルスピード(1.5Mbps/3Mbpsではなくマイピタの高速通信と同様の速度)で通信が可能になります。
平日昼や3日10GB制限なども無視でき、また当オプション使用中のデータ使用量は3日10GB制限のカウントにも入りません。
スタンダードとプレミアムは速度のみの差
スタンダードとプレミアムで違うのは非制限時の速度と料金のみで、制限条件などは全く同一です。
スタンダードは通信速度1.5Mbpsで月額990円、プレミアムは通信速度3Mbpsで月額2,200円です。平日昼に使えないことや3日10GB制限を避けるような運用を求められる点は変わりませんので、純粋に求める回線速度で決めることになるでしょう。
スタンダードとプレミアム、どっちがおすすめ?
もちろん用途によると前置きした上で、ズバリスタンダードが本命となるでしょう。
月額990円で使い放題は唯一無二のサービスであり、格安SIMのゲームチェンジャーと言って過言ではありません。
平日昼の制限は人によっては厳しいかもしれませんが、もともと仕事などで平日昼にネットを使えない人はデメリット無しで圧倒的なコスパを享受できます。
マイピタの1GBプランより安いのですから、クセが強いプランではありますが、多くの人にとって有力な選択肢になることは間違いありません。
プレミアムは3Mbps使い放題という点がマイネオ初のサービスで、今までになく様々な可能性を秘めています。
しかしマイピタ10GB以上はパケット放題Plusが無料なので、マイピタ10GB/20GBが同価格帯で比較対象となります。
すると、マイピタは同価格帯で10GB/20GBのパケットが付与される点が大きく、評価が分かれるかもしれません。
マイそくの注意点
上でも述べましたが、平日昼や3日10GB制限時の32kbpsは実質的にネットがほぼ使用不能です。
できそうなことはSNSのテキストやメールの受信くらいで、それ以外ほとんどまともにネットができないものと思ったほうがいいでしょう。
また、パケット量が付与されないので、例えば3日10GB制限にかかりそうな時にカウントフリーでネットを使う手段がありません。
一応24時間データ使い放題が330円で提供されますが、データ使用量が多い人は「使い放題」を謳うとはいえ、制限がかからない範囲に収めるコントロールが求められます。
最後に、マイそくではサービス内容として「通信の最適化が適用される」と案内されており、解除不可となるようです。
驚きのコスパ!マイそくは人気沸騰間違いなし
マイそくのサービス内容を見ると、かなり攻めたプランだと感じます。パケット放題Plusはマイネオの名物オプションで、これがあるからマイネオを選んでいるというユーザーも少なくありません。
今回は、基本プランにこのパケット放題Plusを組み込み、制限をつける代わりに驚きの安さを実現しました。
マイピタ大容量プランからマイそくスタンダードに流れる人も少なからず出ると思われ、マイネオの経営が心配になってしまうほどですが、ユーザーとしては今回の新プランを素直に喜びたいと思います。
マイネオをこれから始めたいという方は、新プランが始まる今が最高のチャンスです。他では決してないマイネオの新プランやサービスを、ぜひお試しください。
マイそくの申込みの前に
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事務手数料3,300円が無料になるのでマイそくをお得に利用できるようになります。エントリーコードの入手に費用はかかりません。