他の格安SIMとは一線を画す、風変りともいえる施策を次々に打ち出すことで有名なマイネオ。
その中で、もっとも特徴的といえるのがリアルイベント(端末相談会からオフ会、果ては田んぼづくりまでと様々)の開催でしょう。
これがあるためマイネオには「単純に安いから契約する」ではなく「マイネオそのものに魅力があるので契約する」という方が少なくありません。
この記事では、そんなマイネオが今まで開催してきたものや、今後開催予定のリアルイベントについて解説します。
オフ会
インターネット上(オンライン)で知り合った人々が、現実(オフライン)でも集う催しの事をオフ会といいます。
普通、オフ会といえば同じ趣味を持った個人が集って成立するものです。
ですが、マイネオは個人と企業の垣根を超えて、実にフランクな関係性をユーザーと構築しています。
もちろん企業の行動には強い責任が伴いますので、何時でも誰でも何人でも、といったやり方ではありません。
基本的に東京と大阪を主な開催地として、年に何度か催しています。
オフ会の中心的な内容はユーザー20人程度を対象にしたマイネオの施策発表・現状報告会となっており、最新の情報に触れながらスタッフやユーザーと交流できます。
なおコロナ禍後、しばらくオンライン開催となっていましたが現在はリアルイベントとして復旧しています。
参加方法:マイネ王お問い合わせフォームより参加希望の旨を送信後、抽選
ファンの集い
開催は年に一度。
オフ会と同じく現実空間で開催されるイベントです(コロナ渦の現在はオンラインで行われるパターンが多くなっています)。
オフ会との違いは、まず規模の大きさ。
あちらが20人程度であるのに対し、こちらは100人以上が集まる大規模イベントとなっています。
オフ会同様、マイネオからの発表や現状報告がある他、ユーザーと運営スタッフ間での遊びや議論時間なども設けられており、空気としては「物凄くユルい株主総会」といった感じです。
なお、コロナ禍後はオンライン(Zoomミーティング)での開催となっており、現在のところリアルイベントとして復活の動きは見られていません。
参加方法:マイネ王サイトのスタッフブログから応募後、抽選
王国イベント
参加人数70名前後のリアルイベントです。
オフ会とファンの集いが、マイネオの発表会も兼ねたややビジネス的な性格を帯びたものである事に対して、こちらはほぼ完全に遊行に振った内容となっています。
マイネオ自身の表現では「おもてなし」を重視しています。
実際、第3回においては船上パーティを実施しており、おもてなしの語に恥じない豪華な集いといえるでしょう。
その代わり応募には少々制限がかかっています。
まず、応募そのものにマイネオ契約者かつ、ユーザー交流サイト「マイネ王」のユーザーだけが年に数枚だけ手に入れられる「王国コイン」が必要です。
その上で抽選となりますので、参加したいと思っても必ず望みが叶うとは限りません。
また、開催地も東京や大阪とは限らず(第4回は京都の予定)遠方に居住している場合も交通費は自己負担となります。
参加方法:マイネ王サイト内の「王国イベント」項目から要項に沿って応募後(要王国コイン)後、抽選
その他の単発イベント
マイネオリアルイベントの代表はオフ会・ファンの集い・王国イベントの3つですが、それ以外にも単発で時々、リアルイベントが催される事があります。
その中でも直近で大規模だったのは「田植え体験」です。
マイネオでは現在、寄付されたパケット量を元に水田を作る「マイネ王農園プロジェクト」を進行していますが、2022年の6月にはその様子を観察しに行くとともに、用意された水田で稲の田植えを体験できるイベントが開催されました。
格安SIMは星の数ほどあれど、田植えまで体験させてもらえるのはマイネオが唯一でしょう。
それ以外にも渋谷に実店舗を構える「マイラボ渋谷」で開催される体験型イベント等、いくつかのリアルイベントが不定期に開催されています。
参加方法:そのイベントによるため、マイネ王サイト閲覧等で情報収集の必要あり
(主にスタッフブログでの参加告知・募集が多い)
まとめ:ユーザーとオフ会をする驚異のMVNO「mineo」
携帯電話は情報伝達手段であり、すなわちコミュニケーションの手段です。
マイネオはその「コミュニケーションである」という部分をとても尊重しており、そこから発展してコミュニケーションの根幹である「誰かと会う」ためのイベントを開催しています。
昨今の格安SIMは、キャリアが直々に運営するサブブランドahamo・povo・LINEMOの登場によって価格的優位性を確立する事に苦労していますが、どこもマイネオの運営を真似しようとする動きはまったく見られません。
それだけマイネオが独特のやり方をしている証左ともいえるでしょう。
特にマイネオのSIMは必要ないと思っている方も、一度くらいはこの独創世界を体験してみるのも面白いのではないでしょうか。