Docomoのahamoから端を発した料金値下げは3大キャリア全てで20GB3000円/月前後での料金が一つのスタンダートとなりました。
消費税の総額表示を見越したdocomoの若干の値下げなどもあり、税込料金の月額料金は次のようになっています。
ahamo(docmo) 2,970円(20GB・5分通話無料)
povo(au) 2,728円(20GB)
LINEMO(SoftBank) 2,728円(20GB)
mineo(3キャリア)2,178円(20GB)
月額料金はだいぶ安くなってきた印象ですね。オンライン専用プランかつシンプルですから若者中心に支持されるかと思います。(povoとLINEMOはahamoと同等にするために5分通話定額を付けると3,278円/月になります。)
※当ブログはマイネオ(mineo)の情報を多く扱ってるのでさらっと混ぜてます。
さて、そんな話題の大手キャリア新型ネット専用プランですが、料金がシンプルという事もあって逆に今まで存在していたオプションなどがありません。
気になるオプションの1つとして挙げられるのが端末のトラブルに備える端末保証です。
突発的な画面割れや水没、なんらかの故障の際には非常に役立つオプションですがpovoやLINEMOまたは中小の格安SIM業者などはオプションとして用意されていないため自前で準備するしかありません。
そこで検討しておきたいのがスマホ保険になります。
キャリアの端末保証とスマホ保険の比較
大手キャリアの端末保証は会社や端末そのものによって料金がバラバラなので正直比較が難しいのですが、iPhone12を例に比較をしてみたいと思います。
大手キャリアの端末保証(iPhone12の場合)
【iPhone 12の場合の端末保証】
・docomoケータイ補償サービス 月額825円
水濡れや紛失、全損などあらゆるトラブルを補償。1年間に2回まで。
自己負担12,100円
・au 故障紛失サポート 月額726円
水濡れや紛失、全損などあらゆるトラブルを補償。1年間に2回まで。
自己負担 1回目5,500円 2回目8,800円
※契約年数やWeb申込み等で自己負担は変わります。
・ソフトバンク あんしん保証パック with AppleCare Services 月額979円
水濡れや紛失、全損などあらゆるトラブルを補償。
端末交換 自己負担12,900円
修理(自然故障)自己負担0円 物損(画面割れ)自己負担3,700円 その他 自己負担12,900円
実際に修理や端末交換が必要な時に割と高い自己負担額があるのが分かります。
3G携帯が出始めの頃にソフトバンクのあんしん補償パックで保証を受けたことがありますが、月額料金だけで済んだ覚えがあります。
端末も高額化しているの仕方ないのですが改めて考えてみると月々のオプション料金の他に自己負担がかかると言うのは分かりににくく、またばかにならない出費なのが分かります。
スマホ保険の端末補償
損害保険の世界では保つ意味合いの保証ではなく、損害を補填する意味合いの補償という文字を使います。
ユーザーからすれば同じような物かもしれませんが。
キャリアの端末保証と同様にスマホ保険も目的としては画面割れや水濡れ、故障などに対応し、その費用を肩代わりしてくれるものになります。
ポイントの1つとしては保険料は消費税が課税されないのでまずはその分安い料金で加入できる点です。
また、実際に端末交換や修理をした時の自己負担額が低いのもポイントです。
端末保証では購入時や端末交換時のみ加入可能という事も多々ありますが、スマホ保険は新品から中古まで幅広く購入時期問わず加入できるのも特徴です。
現在はスマホ単体を補償する保険は大手損保等から発売されていないものの、少額短期保険会社(ミニ保険会社)から幾つか発売されています。
さくら少額短期保険会社 モバイル保険 月々700円~
マイシュアランス株式会社 スマホ保険 月々200円~
株式会社 justInCase スマホ保険 月々355円~
少額短期保険会社なにそれ?という人も多いかと思いますが、損害保険会社と生命保険会社の他に新たに登場した事業形態になります。経営規模はまだまだ小さいものの、割とバックボーンがしっかりしている少額短期保険も多数あります。
上記の3社の中ではマイシュアランスという会社は大手損害保険会社の損保ジャパンの子会社ということでバックボーンがしっかりしています。
マイシュアランスのスマホ保険では大手キャリアやahamoは対象外ですが、povoやLINEMOでは利用が可能です。povoやLINEMO、格安SIMユーザー向けのスマホ保険と言えます。
さくら少短のモバイル保険は一見高そうに見えますが、3台まで同時に補償が受けられます。主端末と副端末という考え方をしており、主端末は10万円限度ですが副端末(例えばサブ端末やタブレット等)は3万円限度と補償額が落ちるため高めの端末を3台同時補償とはいかないので注意点です。
まとめ
1.各キャリアに独自の端末保証があるものの、オプション月額料金の他に割と高額な自己負担があります。
2.万一の際の修理や端末交換時の自己負担額まで含めて節約を考えた場合に保険という選択肢があります。
3.新型ネット専用プランや格安SIM業者の中にはそもそも端末保証が用意されていないケースが多々あります。
4.端末保証が無い場合は自前でスマホ保険に入っておくのが得策です。
スマホ保険がどういうものかなどまずはどのような内容なのかチェックしてみては如何でしょうか。
代表的なスマホの損害・トラブルを補償する保険
さくら少額短期保険会社 https://mobile-hoken.com/
マイシュアランス株式会社 https://www.mysurance.co.jp/service/sumaho-hoken/
株式会社 justInCase https://justincase.jp/smartphone
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