前回は基本プランの面からOCN モバイル ONEとマイネオを比較しましたが、今回はそれ以外のオプションや仕様について比較してみます。
マイネオは単にコスパの高いプランを提供しているのみならず、充実したオプションサービスや先進的な回線仕様にも定評がありますので、基本プランと比べれば瑣末事などと思わずしっかりチェックしてみてください。
前回の記事は下記のリンクからご覧いただけます。
通話オプション(かけ放題)比較
ライトユーザー向けで維持費が安いOCN モバイル ONEにとって、通話オプションの重要性は高いでしょう。
シニア世代のかけ放題SIMの受け皿としても利用されてきた格安SIMですので、マイネオの通話オプションと比較してみます。
OCN モバイル ONE
・10分かけ放題 935円/月
・トップ3かけ放題 935円/月
・完全かけ放題 1,430円/月
マイネオ(mineo)
・10分通話パック 110円/月
・10分かけ放題 550円/月
・時間無制限かけ放題 1,210円/月
片方にしかないオプションもありますが、基本的にマイネオのほうがお得なことがわかります。
完全かけ放題同士で比較すると220円/月も安くなり、シニア世代のかけ放題SIMとしても相性ぴったりです。
なお、OCNモバイルONEもマイネオも専用通話アプリを必要としない標準アプリでかけ放題になるので折り返しの際なども別料金が適用されることはありません。
OCN モバイル ONEにしかない「トップ3かけ放題」は、指定3番号に対してのみ完全かけ放題扱いとなるオプションで、通話相手が決まっていて長電話をするというケースでは非常に有用です。
マイネオには直接対応するオプションがありませんが、時間無制限かけ放題が安いためこれで代用できるでしょう。
マイネオの10分通話パックは月間の通話時間10分までが110円で収まるオプションで、病院の予約等で定期的に少しだけ通話するという方に便利です。
IP電話(050番号)比較
OCN モバイル ONEには公式オプションとして「050 plus」というIP電話サービスが用意されていたため、利用していた方もいるかもしれません。
IP電話とは通常の音声通話網ではなくインターネット回線を介して電話を発着信できるサービスで、110番・119番など一部の特殊な番号に発信できない代わりに通話料が安価・特に同じIP電話サービス同士では通話料が無料という特徴があります。
そしてOCN モバイル ONEの申込受付終了に伴い、同じく050 plusも申込受付を終了してしまったので、こちらも乗り換えの必要性が生じています。
IP電話はスマホ回線とは独立したサービスなので自由に選べばいいのですが、マイネオでは「LaLa Call」というIP電話が特典付きで一押しとなっていますので、比較してみます。
OCN 050 plus
基本料金 165円/月(OCN モバイル ONE非契約者は330円/月)
固定電話への通話料 8.8円/3分
携帯電話への通話料 17.6円/1分
マイネオ LaLa Call
基本料金 110円/月(マイネオ契約者は110円/月分の無料通話が付帯)
固定電話への通話料 8.8円/3分
携帯電話への通話料 8.8円/30秒
こちらはLaLa Call+マイネオが完全に上位互換と言っていい内容になっています。
基本料金が安い上に無料通話分まで付帯しお得になるばかりですので、乗り換えについて心配はいりません。
回線・SIMカード比較
サポートしているキャリア回線やSIMの種類の豊富さもマイネオの売りの一つです。
OCN モバイル ONE
回線 ドコモのみ
SIM 物理SIMのみ
マイネオ
回線 ドコモ・au・ソフトバンク
SIM 物理SIM・eSIM(ドコモ回線・au回線のみ)
まず回線について。マイネオは3キャリア対応の格安SIMなので、ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選ぶことができます。
SIMロック端末や特定キャリアの電波しか掴めない端末をお使いの場合はもちろん、格安SIMにおける回線の混雑具合などもキャリアによって違いがあるため、回線を選べる点は大きなメリットと言えます。
一般的にau回線は平日昼や混雑時に強いと言われているため、そのような時間帯に少しでも快適に使いたい場合はau回線を選ぶと使用感が改善するかもしれません。
また、マイネオは格安SIMの中でも先進的な回線事業者ですので、新しいSIMの形態であるeSIMにも対応しています。
OCN モバイル ONEでせっかくのeSIM対応スマホを持て余していたという方は、乗り換えの際もSIMカードの郵送を待たずに使い始められますのでぜひお試しください。
割引・特典の比較
光回線とのセット割引
・OCN モバイル ONE:OCN光モバイル割 毎月220円割引
・マイネオ:eo x mineo セット割 毎月330円割引(eo光の利用料金から割引)
光回線とのセット割引はどちらにもあり、マイネオの方が割引額が110円高くなっています。
家に安定した固定回線がどうしても必要という方も少なからずいると思いますが、セット割引を活用すればトータルコストを抑えることができ非常にお得です。
もっとも、eo光は関西圏のみの提供なので誰もが乗り換えられるわけではないのが難点ですが、eo光自体がフレッツ光等と比べてお得ですので、該当の地域にお住まいの方にはおすすめです。
複数回線割引
・マイネオ:複数回線割引/家族割引 毎月55円割引
マイネオは一人で複数回線契約していても、家族がマイネオを契約していても、どちらでも1回線あたり55円の割引を受けることができます。
元々安く実用的なプランが多いマイネオにおいてこの割引は大きく、気軽にサブ端末にマイそく ライト回線を割り当てるような使い方がしやすくなっています。
オプションも仕様も割引も充実のマイネオ!
今回は通話関係のオプションと仕様・割引について比較しました。
OCN モバイル ONEはどちらかといえば保守的な運営であまり最新の技術をキャッチアップしていなかったのに比べ、マイネオではeSIMを始めとした最新のサービスを堪能することができます。
かけ放題の安さや割引の充実などもあり、安く新しいサービスを受けられるマイネオはまさに乗り換え先にピッタリと言えるでしょう。
ぜひマイネオで新しくお得なモバイルライフを始めてみてください。
マイネオを始めるならエントリーコードを入手してお得に使おう
当サイトではマイネオの契約事務手数料3,300円が無料となるエントリーコードを配布しています。
マイピタとマイそく(スーパーライトは除く)のどちらでも利用可能です。
OCN モバイル ONEから乗り換える時も初期費用を安く抑えることができるようになります。
お得にマイネオを始められるのでぜひ使ってみて下さい。