平日昼に厳しい速度制限がかかるマイそくの、速度制限下で何ができるかを探っていくシリーズ、今回はコミュニケーションツールの中心であるSNSについてチェックします。
ゲームやエンタメなどは昼に我慢すればいいだけですが、コミュニケーションは相手がいることですからそう簡単にはいきません。
メインの連絡手段として使う方も多いLINEを始めとして、各種SNS等での応答時間や実用性について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
32kbps制限下、SNS・メールをテスト!
【テスト条件・方法】
・2023年2月10日(金曜日)・2月13日(月曜日)12時30〜50分にテスト
・スマホを2台並べてSNSの送受信をチェック(両方ともWi-Fiはオフ)
・送信側:Xperia 10 III Lite+OCN モバイル ONE
・受信側:iPhone 12+マイそく スタンダード
・マイそく側の録画が開始されたと同時にもう1台の方でメッセージ等を送信し、通知や内容が表示されるまでの時間を計測
1.LINEの場合
まずは普及度の高いLINEから見てみましょう。
初めに内容がテキストのみの普通のトークからです。
吹き出しと内容が表示されるまで0.65秒、非常に高速です。ほとんどラグを感じません。
たまたま速かったのではなく何度試してもすぐトークが更新され、バックグラウンドでもラグなく即座に通知が出ます。
次に絵文字込みのテキストを送信。送信する絵文字はLINE独自のものです。
絵文字が入っても0.70秒で反映と相変わらず高速です。LINEの絵文字の仕組みがわかりませんが、特殊フォントのような扱いなのでしょうか。サイズが小さいにしても受信に全く時間がかかっていませんね。
次はスタンプを送ってみます。
LINE標準の普通のスタンプながら、まず1.12秒に中身がカラのメッセージとして表示され、
それから待つこと20秒以上、25秒時点でようやくスタンプが表示されました。これまでとは打って変わって、とんでもない時間がかかっています。
親しい友人とはスタンプの応酬のみでコミュニケーションを取る方もいると思いますが、この回線速度ではコミュニケーションが全く成り立たないと言わざるを得ません。
ただしやはり通知は1秒時点で出ますので、「相手がなにか送信してきた」ということはほぼラグなく把握できます。
2.Twitterなど
「など」でまとめましたが、基本的にTwitter・Instagram・Facebook等のリッチなSNSはほぼ使用不能です。
Twitterだけでも計測してみようと思いましたが、受信までの時間を測る以前に、タイムラインを表示しきるまでに多大な時間を要し実用不可能だと判断しました。
これらのSNSは動作に多くのスクリプトを読み込んでおり、裏で様々なファイルを読み込みながらサービスを提供しています。
ですので、マイそく昼の速度では重くて使えないものと考えておきましょう。
3.メール
メール受信への影響の評価はなかなか難しいものです。
というのも、そもそもメール受信は光回線であっても必ずしも即時受信できるというわけではなく、メールサーバーやアプリの都合によって数秒から数分程度遅延することもままあるからです。
何度か試しましたが10〜20秒程度で通知が出ましたので、回線速度の影響によって極端に遅延が出るということはなさそうです。
そもそも、メールはリアルタイム性を重視するコミュニケーション手段ではないため、昼の1時間に受信遅延が起きてもあまり大きな問題にはならないでしょう。
おまけ:SMS(ショートメッセージ)
最後に、SNSの話題の中でSMS(ショートメッセージ)を挙げると非常に紛らわしいのですが、電話番号宛に送信するメッセージサービスであるSMSについてです。
最近ではほぼ二段階認証などのセキュリティ目的でのみ使われていると思いますが、それだけに昼時間に遅延すると困るという方もいるかもしれません。
SMSは送信ごとに通話料(正確にはSMS送信料)がかかるところからもわかるのですが、SMSはパケット通信ではなく電話回線を介した通信で実現されています。
このため、マイそくの平日昼でもネットが遅いことに影響は一切受けず、SMSは通常通り即座に受信が可能です。
これはマイそく ライト・スーパーライトなど低速プランを選んだ場合も同様で、高速プランに比べてSMS受信ラグが発生することはありませんので安心してください。
平日昼でもLINE・メールで連絡は取れる!
以上、ごく簡単に試してみましたが、とりあえずLINEやメールで最低限の意思疎通は可能だということがわかりました。
LINEでもスタンプは小さなものでも数十秒、大きなものだと表示されるまで分単位でかかったり、リッチなSNSは使用不能であるなど、制限は少なからずあります。
ですが、そもそもマイそくは平日昼にほぼネットを使えないのが前提の回線プランですから、本当に最低限の連絡が取れるだけでもよしとしましょう。
昼でもLINE・メール・電話(SMS)による連絡が付くということで、やはりバックアップ回線としても適性は抜群です。
マイそくシリーズの安さを活かしたバックアップ回線としての用途が注目されていますが、昼に不通になる心配はありませんのでご安心ください。
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