前回はマイネオの使い放題について全体的に紹介や解説を行いましたので、今回は個別具体的に解説していきます。
マイネオの使い放題は種類がたくさんあり、速度上限やその他の条件も様々ですので、自分の使い道にあった使い放題を選ぶことが重要になります。
ぜひ使い放題選びの参考として最後までご覧ください。
マイネオの使い放題の紹介
それでは、マイネオが提供する使い放題サービスについて、具体的に見ていきましょう。
パケット放題 Plus
マイピタのみ・有料オプション(月額385円、マイピタ10GB・20GB契約者は無料)
通信速度上限:1.5Mbps
3日10GB制限:あり(200kbpsに制限)
マイネオ使い放題の元祖とも言えるのがこのパケット放題 Plusです。
パケット量を消費して高速通信を行い、パケット量がなくなったり節約モードをONにすると200kbpsの低速通信となるマイピタですが、パケット放題 Plus契約時は低速通信の速度が1.5Mbpsに引き上げられます。
もちろん1.5Mbpsでも低速通信扱いですのでパケットの消費はなく、パケット量も何も気にせず1.5Mbpsで通信し続けられる、非常に使い勝手のいい使い放題サービスです。
使い方は簡単で、公式サイトのマイページか公式マイネオアプリで節約スイッチをONにするだけです。
上はマイネオアプリの画面ですが、パケット放題 Plusを契約中に節約スイッチをONにすると上部に「通信速度1.5Mbps適用中」と表示され、パケット放題 Plusが自動的に適用されていることが確認できます。
ちなみにマイピタ10GB・20GBプラン契約者はパケット放題 Plusのオプション料金が無料になりますが、自動付帯するわけではなくオプションの申込み自体は必要ですので注意してください。
マイそく 各プラン
基本プラン(月額250〜2,200円)
通信速度上限:32kbps(スーパーライト)〜3Mbps(プレミアム)
3日10GB制限:あり(32kbpsに制限)
前述のパケット放題 Plusの好評を受け、独立した基本プランとして切り出し作られたのがマイそくシリーズです。
2022年3月にマイそく スタンダードとプレミアムの2プランで提供を開始し、後にライト、スーパーライトの順で追加されて現在は4プラン展開となっています。
4プランの違いは速度と月額料金で、その中でもパケット放題 Plusの設定を引き継いだ1.5Mbps・月額990円のスタンダードが最もコスパがよく一番人気となっており、初心者にも一番お勧めできます。
マイそく共通の特徴として高速通信用のパケット量が一切付与されず、常にプランごとに定められた速度での通信となります。
上の画像は左がマイピタ、右がマイそく スタンダード契約時のマイネオアプリ上部の表示です。
マイピタはパケット残量がグラフで示されていますが、マイそくでは残量表示自体がありません。
マイそくは単に月ごとのパケット付与量が0なだけではなく、仮にパケットギフトやマイネ王のチップ等でパケット量を手に入れたとしても高速通信を行うことはできない、完全に速度限定の使い放題専用のプランとなっています。
もう一つ、マイそく共通の制限として月曜〜金曜の12〜13時のみ、32kbpsという強烈な速度制限がかかります。
この制限下ではほぼネットは使用不可能で、QRコード決済のバーコードを表示するにも1分以上かかったりします。
マイそくはサービス内容と比べて料金がかなり割安ですが、最も混みやすい平日昼の帯域を他プランのユーザーに譲る代わりに安く使えるという側面もあるプランです。
ですので、平日昼にネットが使えなくても大丈夫かどうかは事前に十分な確認が必要です。
なお、マイそく4プランの中で圧倒的に最安のスーパーライトですが特有の制限が多く、そもそも常時32kbpsという極端な速度制限がついているためおすすめしません。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
夜間フリー/ゆずるね。深夜フリー
有料オプション(月額990円)/ゆずるね。10回達成特典
通信速度上限:制限なし(夜間フリー)/100Mbps(ゆずるね。深夜フリー)
3日10GB制限:なし
パケット放題 Plus・マイそくとだいぶ毛色が異なるのが夜間フリー/ゆずるね。深夜フリーです。
夜間フリーは午後22時半〜翌7時半、ゆずるね。深夜フリーは午後23時〜翌7時の間、自動的に使い放題となりパケット量を消費しなくなります。
どちらも夜間に絞った使い放題で、評価は生活スタイルによって大きく異なるでしょう。
基本的には夜型生活で深夜にネットを使いまくる方がその価値を最大限活かせるオプションですが、そうでない方も寝る前にアプリのアップデートや動画のダウンロードなどを行うのに活用するなど、使い道はあります。
特にゆずるね。深夜フリーの方はゆずるね。を10回達成さえすれば無料で利用できるので、必要達成回数が少なめなこともありマイピタユーザーはぜひ活用したいオプションとなっています。
24時間データ使い放題
マイそくのみ・有料オプション(198円/回、使い切り)
通信速度上限:制限なし
3日10GB制限:なし
最後に、マイそく専用オプションである24時間データ使い放題です。
マイそくは高速通信ができず平日昼に強烈な速度制限がかかりますが、これらを回避する手段として当オプションが用意されています。
24時間データ使い放題を購入すると即座に速度制限のない高速通信(マイピタの高速通信と同様)になり、購入から24時間経過までいくらでも高速通信状態でネットを使うことができます。
有料買い切りオプションだけあって制限もなく、効果時間内はまさに無敵状態です。
24時間データ使い放題は最近オプション料金が値下げされており、登場当初は330円でしたが現行の198円に改められました。
買い切りとはいえかなりコスパが良いオプションですので、マイそくユーザーならば積極的に使っていきたいオプションです。
3日10GB制限とは?その影響について
パケット放題 Plus・マイそくには3日10GB制限と呼ばれる制限があります。
内容は連続する直近3日以内に10GB以上の通信を行うと使いすぎのペナルティとして速度制限がかかるというものです。
3日10GB制限はマイネオ使い放題を使う上での大きな問題であると扱われることが多いですが、個人的にはそれほど気にしすぎることはないのでは?と考えております。
というのは、1.5Mbps等の使い放題の速度で3日間に10GBも通信するのは難しいためです。
毎晩寝ている間にギガ単位のファイルやアプリをダウンロードさせるような使い方をしない限りは、意図せずそれほどの通信を行うことはないでしょう。
初心者ならなおさらです。
ですが今挙げたように、夜寝る前に音楽や動画のダウンロード・アプリアップデートをまとめてやっておくような習慣がある方、またテザリング回線として使用する方などは制限にかかる可能性がありますので、直近3日間の通信量については気をつけてください。
以下は3日10GB制限に実際にかかってみた時の記事になりますので、あわせてご覧ください。
初心者におすすめの使い放題は?
上で紹介した使い放題はそれぞれに異なる使い道があるため、どれが優れているというものではありません。
ですが、初心者にも使いやすいのはやはりパケット放題 Plusとマイそくでしょう。
パケット放題 Plusは節約スイッチをONにするだけで使い放題に切り替えられ、また回線速度が必要な用途ではパケット量さえあれば高速通信に切り替えもできる、手軽さと汎用性を併せ持ったバランスの良さが魅力です。
使い放題の速度も1.5Mbpsあるので普段はずっと節約スイッチONのまま使うという運用も十分可能で、平日昼の速度制限もなく、弱点らしい弱点はありません。
マイそく スタンダード等と比べれば月額料金は高くなりますが、それに見合うだけの内容と言えるでしょう。
マイそくはさらに単純明快で、そもそも毎月のパケット量が付与されず強制的に使い放題状態でデータ通信を使うことになるため、ユーザーは何の意識もせず使い放題することができます。
また速度制限が付くとはいえ、スタンダード以上のコースを選べば、低〜中画質の動画鑑賞やビデオチャットも含めた大抵の用途はこなせます。
平日昼の速度制限だけはやっかいなのでここだけ管理が必要なのですが、それ以外は実に初心者向けのプランと言えます。
使い放題=ヘビーユーザー向けじゃない!初心者にも◎
以上2記事に渡り、初心者に向けた使い放題の解説をしていきました。
何度も繰り返しになりますが、使い放題はたくさんデータ通信をするための手段のみならず、パケット残量管理の手間いらずの楽ちん回線としても便利に使えるものです。
バラエティも豊かなので、きっと自分の使い道にあったものが見つかるでしょう。
ぜひ、これを機にマイネオの使い放題を試してみてくださいね。
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マイピタとマイそく(スーパーライトは除く)のどちらでも利用可能です。
賢く節約してまいりましょう。
各種キャンペーンと併用でき、お得にマイネオを始められるのでぜひ使ってみて下さい。