SNSなどでたまに情報として上がってくるHORIE MOBILE(ホリエ モバイル)。気になる人がいるかもしれませんので特徴やマイネオと比較した内容をお伝えしたいと思います。
ホリエモバイル(HORIE MOBILE)のコンセプト
HORIE MOBILE(堀江モバイル)には幾つかコンセプトがあり、コンセプト自体は問題ないと言いましょうかマイネオを始め他の格安SIMと同様の方向性を打ち出しています。
HORIE MOBILEに目新しさは正直無いのですが、未だに3大キャリアで高い料金を払っている人を憂いており、そういう人たちに目を向けてもらおうとして発足しているのでその点は共感しております。
コンセプト1.通信業界のLCC
HORIE MOBILE=航空業界ではおなじみ通信業界のLCCです。と最初に謳っています。
何も分からない人から見るとやはり分かりやすい説明は重要で、HORIE MOBILEだけではなくマイネオを始めとした格安SIMと呼ばれるMVNO事業者共通の特長がdocomoやau等の大手キャリアよりも利用料金が安いことです。正にローコストキャリアです。
格安SIMは平日の12~13時で通信速度が出にくい(通話には関係しないので通話は問題無し)という傾向があるものの十分許容できる速度も出ておりそれでいて安い!というのが最大の特長です。
その最大の特長を通信業界のLCCと表現してまして、多くのよく分かってない人へ向けてのスローガンとしては良いのでは無いでしょうか。筆者的には格安SIMはビールと発泡酒、代理店型自動車保険とネット型自動車保険、みたいな表現を使ったりしています。
コンセプト2.SIMカードを変えるだけでお手持ちのスマホがLCCスマホに
これも格安SIM業者と共通の話でありHORIE MOBILEに限った話ではありませんが、格安SIM業者は自前の通信網を持たずに大手キャリアから回線を借りて通信サービスを提供しています。
MNP(ナンバーポータビリティ)の制度で今まで使っていた電話番号ももちろん引き継げます。
また、マイネオは一早くMNPのワンストップサービスにも対応しており乗り換えはさらに簡単です。
コンセプト3.安くてもつながる
HORIE MOBILEはdocomoから回線を借りて通信サービスを提供しています。
安いと繋がらないのでは?と思っている人が一定数いそうなのですが、さすがにそれは誤解で、キャリアと全く同一の通信エリアの利用ができます。
この辺りはどの格安SIM業者でも全く同じことが言えるところで、格安SIMはちゃんと繋がります。
一方、マイネオの場合はdocomo、au、ソフトバンクの3キャリアから回線を選ぶ事ができます。
例えばdocomoの電波が弱いがソフトバンクは入る、というような地域の場合はソフトバンク回線を選ぶという事ができます。
コンセプト4.全国のショップで対面サポート
HORIE MOBILEはX-Mobileという通信会社をMVNE(仕入れ先)とするMVNOになります。
docomoからXモバイルが回線を借り受け、さらにHORIE MOBILEがXモバイルから借り受けると言う構図になっています。
この形態自体は珍しいものではなく、例えばビックカメラのBIG SIMはIIJmioをMVNEとするMVNO業者だったりします。
仕入れ元の店舗でサポートが受けられるので、自前の店舗を持たない格安SIM業者が多い中、HORIE MOBILEはX-Mobileの店舗でのサポートが受けられるのを売りの一つとしています。
全国100店舗以上、格安SIM業界No.1を掲げています。え?No.1?え?
対して、マイネオはと言うと店舗数では全国108店舗(2023.7現在)でサポートが受けられ、恐らくは格安SIMでは一番の店舗数のはずです。マイネオは機能別に店舗の役割が異なるのでSIMお渡し店まで含めると120店、販売店まで含めると192店舗あります。(販売店でももちろん相談はできます)
HORIE MOBILEの格安SIM業界No1の店舗数というのは根拠は不明ですが、全国での対面サポートでHORIE MOBILEに対抗できるのはマイネオしかありません。
肝心な利用料金比較!
HORIE MOBILEは実のところ通信会社的には格安SIM共通の特長を謳っているだけに過ぎません。
その特長を世間一般が理解すれば大手キャリアをなぜ使う必要があるの?という疑問に繋がるので消費者へ問い掛けをしてると言う意味では非常に共感できるものがあります。
ただ、大手キャリアからの乗り換え先としてベストなのか?と言うとそれはまた別の話であります。
まずは料金面から見ていきたいと思います。
HORIE MOBILE | mineo(マイピタ) | |
月額料金 | 3,030円 | 2,728円 |
容量 | 20GB | 20GB(1.5Mbpsパケ放題付) |
かけ放題 | 5分 | 10分 |
ホリエモバイルの基本プランとマイネオのマイピタ20GB+10分かけ放題の比較では明らかにマイネオに軍配が上がります。
マイネオには5分かけ放題オプションが無いので10分かけ放題を組み込んでこの価格。HORIE MOBILEは10分かけ放題を付けるとさらに550円プラスされるので価格差はさらに広がります。
さらに言うとマイネオの10GBと20GBプランにはパケット放題PLusというオプションが無料付帯しています。
10GB+パケット放題Plusで事足りる事はかなり多いです。YouTube動画も1.5MBpsで十分いけます。
高速通信と中速(1.5Mbps)はアプリで簡単に切り替えができるので使い分けも簡単。
そして10GBプラン+10分かけ放題で2,508円(税込)になりますので使い分ければHORIE MOBILEより年間6000円ほど安く使えます。
ホリモ(HORIMO)(3GB)も発表したホリエモバイル
HORIE MOBILE | mineo(マイネオ) | |
月額料金 | 1,650円 | 1,518円 |
容量 | 3GB | 5GB |
かけ放題 | オプション | オプション |
これはもう一目瞭然かと思います。
マイネオには3GBのプランが無いので5GBのセレクトになります。
マイネオはオプションが非常に豊富で月々110円のパスケットというオプションを使うとパケットを無期限で保管できます。
パケットが貯まってくれば1GBのプラン(1,298円)に変更することでさらに節約が可能です。
通信業界のLCC筆頭はマイネオ(mineo)
上記で挙げたようにHORIE MOBILEは格安SIM業界の中では普通の価格です。
20GB・5分定額、この条件は普通にdocomoのネット専用プランのahamoに似せてきた感じですが、それにしてはahamoより若干料金が高いのが謎です。
HORIE MOBILEだけでなくahomoよりも安いmineoの方がコスパは上と言えます。
未だに85%もの人が3大キャリアのままなので、10人いれば8人以上が高い料金を払っているということになります。
いかに多くの方に訴求できるかが重要だったりします。
マイネオを始めるならエントリーコードを入手してお得に使おう
当サイトではマイネオの契約事務手数料3,300円が無料となるエントリーコードを配布しています。
マイピタとマイそく(スーパーライトは除く)のどちらでも利用可能です。
HORIE MOBILEでは3,300円の契約事務手数料がかかりますが、マイネオだとエントリーコードを使うと初期費用が安く抑えられます。
お得にマイネオを始められるのでぜひ使ってみて下さい。