自分1人で通信回線を使うなら普通は1回線あれば十分だったりします。
しかしながら、マイネオはパケット温存のために1人利用でも2回線使うと実はお得に使える場合があります。
翌月に失効するはずのパケットが無期限で使えるとしたら・・・
パケットを温存できるとパケットの多いプラン(=月額利用料が高い)ではなく安いプランで使っていくもできます。
家族でマイネオを使っている人はそのまま出来る方法なので問題ありませんが、1人でも2回線を使うのが良い理由。それを解説していきます。
マイネオ(mineo)のパケット温存法
マイネオのパケット(高速通信)は毎月の契約内容によって月初に付与されます。ソフトバンク的に言うとギガが付与されるわけですが。
これ自体はマイネオに限らず、ほとんどのキャリア、MVNOで共通のことです。
そして、使いきれなかったパケットは月末に失効してその翌日に新たなパケットが付与されてその月の利用可能パケットが刷新されます。失効するパケットがまずは勿体ないのですがそういうものと思って過ごしてきていると思います。
一方で、マイネオのパケットは使いきれなかった分をギフトとして贈る事で贈られた相手は翌月末までそのパケットが使用できるようになります。
このパケットを贈る相手というのが今回のパケット温存法においては自分自身の2回線目のことになります。
パケット温存法はパケットギフトで
マイネオではマイページやアプリから”パケットギフト”のメニューを使うことによって自分の回線のパケットを他人に譲る事ができます。
他人という点から分かるように、他人へ自分の持っているパケットを譲れる機能です。
この他人に譲れるパケットギフトの機能を使うとパケットの温存ができるのがマイネオの特徴です。
パケットギフトで贈ったパケットの有効期限は翌月末までとなります。
譲られたパケットを即そのままパケットギフトで送り返したらどうなるでしょうか?
行って来いこいで普通に戻ってきますが、ここでのポイントはパケット有効期限が翌月末になってることです。
下記のような理屈で月1回パケットギフトを操作するとパケットの無期限化ができます。
1.月内で失効するパケットをパケットギフトで譲渡
↓
2.譲渡されたパケットの有効期限は翌月末
↓
3.譲渡されたパケットを再度ギフトで自分に戻す
↓
4.戻ってきたパケットの有効期限は翌月末
これを自分自身の回線で相互に行うことで実質無期限になるのと、未使用パケットが温存できていくので使い方によってはわざわざ20GBプランなどにする必要がありません。
マイネオは低速モードでもキャリアの通信制限128Kbpsの倍近い200Kbpsが出ており、ちょっとしたWeb閲覧などではパケットを消費しない低速モードで十分使えたりします。
※低速モードではパケットを消費しないのがポイントです。
また、+385円で1.5Mbpsになるパケ放題PlusオプションがあるのでYoutubeなどのネット動画もパケット消費なしで視聴できます。
マイネオはパケットの節約ができる環境が整っているのですね。
マイネオのパケットは高速通信でのみ消費されるものです。
パケット温存法の実践
それでは実際にパケットギフトの機能を使ってパケットの移動をしてみたいと思います。
パケットギフトはマイネオのマイページからも出来ますが、マイネオアプリから使う方が煩わしさも無く簡単です。
それでは実際の内容を見ていきましょう。
パケットギフト2つの送り方
パケットギフトを使ってパケットを移動させる方法は次の2つです。
・発行されたコードを入力する。
・スマホに表示されたQRコードを読み取る
マイネオアプリでギフトを選ぶとどちらの方法でもパケットの移動ができるのですが、家族間で移動させたり複数端末を使ってパケットを移動させる場合はQRコード読み取りの方が楽で簡単です。
1つの端末で移動する場合はコード入力を使うしかありませんが。
いずれにしても両方見ていきたいと思います。
アプリを利用してQRコード読み取りでパケットを移動させる
黒いフロントパネルの機種と白いフロントパネルの機種でパケットの移動を実践してみたいと思います。
白と黒で別回線というのが分かりやすいでしょうか。
1.まずはマイネオアプリを起動します。
27GBほどのパケット容量がありますね。我が家では全員1GBプランですが、パケット温存法で貯めてきたものになります。
マイネオはパケットが貰える機会が非常に多いので1GBプランでも家や職場ではWi-Fiなどで使うとどんどん貯まっていきます。
2.ギフトを贈るをタップして出てくる画面が上記です。送りたいパケットをMB単位で入力します。
3.上限一杯の9999MBを入力してみます。約10GBの容量になりまして、20GB送りたい!という場合は複数回の操作が必要です。
4.ギフトを贈るをタップして、確認をタップするといよいよギフトのためのQRコードとギフトコードが表示されます。
5.パケットを贈る端末側もマイネオアプリを起動します。そしてギフトを受け取るをタップします。
6.自動的にカメラが立ち上がるのコードを読めばこの通り、別端末に9999MBのパケットが移ってきました。
7.元の回線の残容量はもちろん減っており、緑の〇の大きさも先ほどより小さくなっています。
マイネオは親切に今月末無効パケットが表示されます。
最低限この無効分だけでも別回線に移せば別回線側でパケットの有効期限が翌月末になっています。
8.無事に残容量が増えて緑の〇も大きくなりました。分かりずらいかもしれませんが、今月末無効パケットは3,411MBと表記されています。ギフトされたパケットは無事温存できているのが分かります。
ちなみに擬人化されたマイぴょんのバック画像は少し見にくいと思います。
2回線目の追加その前にエントリーコードを入手しよう
パケット温存法では高い月額料金の回線を2回線目に使う必要はありません。
一番安いシングルプラン(データSIM)の1GBで880円で問題ありません。
1回線から2回線になると複数回線割引55円引きが適用されるので、825円で使う事が出来ます。
1回線目も55円引きされるので、実際は770円のプラスでもう1回線持てるようになります。
2回線目をさらにお得に使うには事務手数料3,300円が無料となるエントリーコードを入手すると良いです。
当サイトでエントリーコードを無料配布しておりますのでぜひご利用ください。
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