Motorola社のミドルハイモデル、Edge 20 Fusionがリリースされました。
このモデルはインド市場などで先行販売されており、ミドルハイというにはかなりリッチなスペックを持ったハイエンド寄りのモデルながらミドルロー程度の価格で販売されており、インド市場で爆発的に売れて世界的に注目されていました。
そんな2021年後半の本命モデルが日本にも登場予定ということで、台風の目となること必至です!さっそく徹底チェックしていきましょう。
コスパモデルながら性能は上々、ゲームもOK
Edge 20 Fusionはスマホの頭脳部であるSoCに、定番のSnapdragonシリーズではなくMediaTek社のDimensity 800Uを搭載しています。
最近ではMediaTek社もスマホ向けチップメーカーとして躍進していますが、チップの性能についてはピンとこない人も多いと思いますので説明していきます。
2021年のミドルハイクラスのゲーム用スマホでは、Snapdragon 765Gや750Gなどが定番SoCとして搭載されています。Snapdragonの型番の末尾にGが付くモデルはミドルクラスながらゲーム性能が高められていることを示すゲーミング向けSoCです。
そして、Edge 20 Fusionに搭載されているDimensity 800Uはこれらの定番ゲーミングSoCと同等か若干上回る程度の性能を有しています!特にゲーム性能が競合に対して優位で、つまり普段使いでストレスを感じることはほぼないどころか、多くのゲームも快適に楽しめることを示しているのです。
一般的に低~中価格帯のコスパモデルで「普段使いには」快適、と謳われるようなスマホは、CPU性能はハイエンドに近いがゲーム性能はハイエンドに大きく水をあけられていることが多く、「普段使いには」の枕詞には実は「ゲームをしなければ」という含意があったりするのですが、Dimensity 800U搭載のEdge 20 Fusionは正真正銘のゲームが楽しめるコスパモデルなんです。
大迫力の6.7インチ・ハイリフレッシュレートOLED搭載!
スマホのディスプレイパネルは比較的原価の高いパーツですので、ミドルレンジのコスパスマホではあまり高付加価値のディスプレイは採用されません。しかしEdge 20 Fusionはコスパモデルでありながら、このディスプレイにハイエンドスマホも真っ青な高性能パネルを採用してしまいました。
大きさはド迫力の6.7インチであり、現在のスマホでも最大クラスの大きさです。
しかも黒色を本当に沈むような黒として表現できる高コントラストのOLED(有機EL)パネルであり、さらにハイエンドの特権ともいえる90Hzのハイリフレッシュレートまで備えています。一般的なスマホのディスプレイは1秒間に60回表示を更新していますが、Edge 20 Fusionは一秒間に90回も更新していますので、画面をスクロールするときなどに指に吸い付くような滑らかな動きを体験できます。
このハイリフレッシュレートは体感してみないとその魅力にあまりピンとこないかもしれませんが、90Hz以上のリフレッシュレートに慣れると60Hzのスマホではカクカクしてもう戻れないという人も多いんです。
ミドルレンジスマホにこういった高性能ディスプレイが採用されないのは、コストの問題だけでなくSoCとの性能の兼ね合いもあります。
つまりSoCの描画性能が足りなくてカクカク動作になってしまうと、ディスプレイが滑らかに表示可能だとしても宝の持ち腐れになってしまうわけですね。
しかしEdge 20 Fusionは上記の通り、ゲーミング性能に優れていることから描画性能もとても高いため、ハイリフレッシュレートOLEDパネルのパフォーマンスを100%引き出すことができます。
バッテリーも圧巻の5000mAh搭載
ここまで高性能・高画質・特大ディスプレイと揃うと気になるのがバッテリー持ちです。高性能パーツはバッテリーの消費も大きく、スマホである以上いくら性能が良くてもすぐにバッテリーが切れてしまうのでは評価できません。その問題をEdge 20 Fusionは特大の5000mAhバッテリーを積むという力技で解決してしまいました。
スマホのバッテリー容量は大型化に伴って全体的に増えてきてはいるのですが、それでもハイエンドスマホで4000mAhも積んでいれば十分なバッテリー持ちが期待できるという評価になります。
ですから5000mAhという特大バッテリーを積んだEdge 20 Fusionなら、6.7インチの高画質ディスプレイでゲームや動画を楽しんでもバッテリーに不安を感じることはないでしょう。
マルチメディアを楽しみたい人に文句なくおすすめの一台!
このようにEdge 20 Fusionは、大画面でゲームや動画などスマホでマルチメディアを楽しみ尽くしたい人にピッタリの一台となっています。
大抵のハイエンドにも勝るとも劣らないパフォーマンスを持ちながらミドルクラスの価格で登場してしまった本機、マイネオのエンタメフリーオプションなどとセットで使い倒してみてはいかがでしょうか?
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