スマホの4G/5G回線とは別の種類の通信方式を利用したネット回線としてWiMAXがあります。
無線回線としては高速な上に、光回線のような工事なども要らないので、手軽な家用の回線として利用している方もいるのではないでしょうか。
一方で、マイネオを始めとした格安SIMの高速化・低廉化が進んだことで、格安SIMへの乗り換えを検討する声もチラホラ聞かれます。
実は、マイネオの大容量プランや使い放題オプション等はWiMAXのサービスに非常に似通っているものがあり、WiMAXからの乗り換えに非常に適した格安SIMとなっています。
そこで、マイネオをWiMAXの代替回線や家用回線として使うのに適している点やプラン・オプションについて説明します。
マイネオもパケット放題Plusでデータ使い放題が実現できる
WiMAXの最大の売りは通信容量無制限ですが、これには落とし穴があります。
確かに月間のデータ使用量に制限はないのですが、直近3日以内のデータ使用量が10GBを超えると夜間の速度が制限されるという制約があるのです。
これは公式サイトにも明記されているWiMAX回線の仕様です。
このためですので、通信容量無制限を謳うWiMAXであっても3日10GBを超えないように使う必要があります。
そのルールを守る前提ならば、マイネオはもっと安価にデータ使い放題が実現できるオプションがあります。それはパケット放題Plusです。
パケット放題Plusという選択
パケット放題Plusはパケット量を消費しない節約モード時の速度が1.5Mbpsに高速化されるオプションであり、WiMAXと同じようにほぼネットが使い放題となるサービスです。
「ほぼ」というのは、同様に直近3日以内に10GB以上のパケット通信を行うと速度に制限がかかるためで、WiMAXと同じく事実上の使用量の制限となっています。
しかし、WiMAXと同じ条件ながらパケット放題Plusはわずか385円のオプションですので、同じ「ほぼ」データ使い放題を実現するためのコストは段違いに安くなります。
パケット放題Plusの適用中は速度ではWiMAXに劣るものの、回線速度にシビアな用途でなければオプション付きで1,000円台で運用できるマイネオに軍配が上がるでしょう。
3日で10GBの制限を念のために確認
3日で10GBの通信を行った場合のマイネオ パケット放題PlusとWiMAXの翌日の制限を念のために確認したいと思います。
マイネオもWiMAXも3日で10GBを使った場合の制限は翌日だけで、翌々日には通常の状態に戻ります。
例えば月々の契約パケット容量を使い切ると翌月にならないとパケット容量が回復しませんが、3日10GB制限での制限は翌日だけというところは安心できるのではないでしょうか。
(もっとも、再度3日合計10GB使うと翌日に制限がかかります。)
マイネオ パケット放題Plusの制限
3日間のデータ通信量が10GBを越えた場合に翌日の低速通信の速度が1.5Mbpsから200Kbps(通常の低速)に制限されます。
翌日の早朝から制限が始まり、翌々日早朝に解除されます。
高速通信(パケットは消費)には切替自由なので制限日は高速通信で利用するという手があります。
WiMAXの制限
3日間のデータ通信量が10GBを越えた場合に翌日18時頃から翌々日2時頃まで通信速度が1Mbpsほどに制限されます。
それ以外の時間帯は通常時と同じく、速度制限なく利用できます。
マイネオは回線速度もそこそこ速く、5G通信も有り
WiMAXは当初、無線通信としては比較的高速なことで固定回線の代替としての地位を得ました。
しかし格安SIMの中で回線品質に定評があるマイネオは、パケットを消費する高速通信中ならWiMAXにさほど引けを取らない程度の速度を実現するようになりました。
そこに加えてさらなる高速オプションがマイネオにはあり、それがプレミアム1DAYパスと5Gオプションです。
強力な無料オプション プレミアム1DAYパス
マイネオにはさらなる高速通信のためのオプションがあります。
無料で取得できるプレミアム1DAYパスを使用するとその日一日は他ユーザーよりも優先して通信回線を使えるようになり、混雑の影響を受けずにどの時間帯でも高速通信が可能になります。
キャリア並みのスピードが1日限定で使えますからここぞの時のとっておきの手です。
5Gオプションでさらにスピードアップ
マイネオは格安SIMの中ではいち早く5G通信も提供しており、月額220円の5G通信オプションを付けるだけでエリア内ならば5G通信が可能になります。
5Gエリアはまだ広いとは言えませんが、もし自宅がエリア内ならばもはや速度面ではWiMAXと同等以上に渡り合えるレベルです。
単純な速度だけでなく通信遅延(レイテンシー)なども少なく、パケット量が許せばゲームなども快適に楽しめるでしょう。
WiMAX回線より4G/5G回線のほうが電波が入りやすい
実は、WiMAX回線の電波は4G/5G回線よりも入りにくいという特徴があります。特に地方に行くとエリア内のはずなのに繋がらないという事もしばしば起こります。
そもそもWiMAXのカバーエリア自体が普及しきった4Gエリアよりもかなり狭いというのもあるのですが、電波の特性としても障害物を回り込みにくいなどの点があり、全ての家で理想的な電波状況が得られているとは言えないのが現状です。
(同様の問題はプラチナバンドを持たない楽天モバイルにも見られます。)
4Gは基地局数が桁違いに多い上に電波の回り込みに強く、さらにマイネオは3キャリアの回線に対応しているため、自宅で電波がしっかり入るキャリアを選べば万全の電波状況が準備できます。
規格上のWiMAXと4G回線の理論速度を比べればWiMAXに分がありますが、電波をつかみにくい環境にあるWiMAXと電波をしっかりつかめる4Gで比べるとさほどの差は出ない可能性があります。
意外と4Gのマイネオに変えても体感で差は感じにくいかもしれません。
さらにWiMAXがブツブツ切れるほど電波状況が悪ければ、マイネオに乗り換えれば逆にずっと快適になるはずです。
結論:マイネオはWiMAXの代わりになる!格安SIMの中でも特におすすめ
以上のように、4G通信の格安SIMは技術の進歩によってWiMAXの代替に堪えうる品質を有するようになっています。
特にマイネオは固定回線の代わりとして使うのに適したオプションなどを提供していますので、WiMAXからの乗り換えには特におすすめです。
マイネオはSIMの契約と一緒に端末の購入もできますが、公式ショップではモバイルルーターも販売していますので、WiMAXからの乗り換えではモバイルルーターをセットで購入するとすぐ使い始めることができます。
モバイルルーターとパケット放題Plusの例
SIMフリーのモバイルルーターにマイネオのシングルタイプ(データSIM)のSIMカードを入れるだけで1.5Mbpsでの使い放題の環境になります。
1GB 880円(基本)+385円(パケット放題Plus) = 1,265円
非常に割安な負担で使い放題となり、3大キャリアから自由に選べるというのがマイネオの特長です。
この記事でマイネオ導入を決めた方へ その前に
パケット放題Plusが特長的なマイネオですが、当サイトでは契約事務手数料が無料となるエントリーコードを無料配布しています。
契約事務手数料3300円が無料となるクーポンのようなものがエントリーコードです。
エントリーコードを使うとさらにお得にマイネオを利用する事が出来ますのでぜひ入手してみて下さい。
コメント